
ベースを始めてしばらく経つとひとつの壁に当たります。
そう初心者の壁。
今回は初心者の壁を破るための練習方法についてまとめてみます。
「自分は初心者ではない!」と胸を張って言えるようにポイントを押さえて練習しましょう。
・弾きたい曲をコピーする
第一前提として、楽しくない事は長続きしません。
「弾きたい!」と思える曲をチョイスしましょう。
ただし、選曲の際には自分に合った難易度の曲を選ぶと良いですね。
譜面も販売されている曲だとなお分かりやすいでしょう。
コピーする時に、一番重要なことはその曲を通して弾ききるということです。
1曲を通してノーミスで弾ききるためには、高い集中力が必要です。
当然、1曲すら弾けなければ何曲も弾かなければならないライブはこなせませんよね。
・クリックを鳴らして練習する
クリック練習は演奏をする上で避けて通れない重要な練習です。
ベースという楽器はバンド演奏でその真価を発揮する楽器ですが、正確なリズムを刻むことが出来なければバンド全体のクオリティを下げてしまいます。
勘違いされることもありますが、クリック練習で得られる技術は機械のように同じBPMを刻み続けられるということだけではありません。
バンド演奏は人間が演奏するパターンが大半を占めます。
人間が演奏する場合はその時の環境、テンション、曲順等の様々な理由でテンポが変化してしまうことがあります。
聞き手が不快に感じるような速度変化はよろしくないですが、自然に起こる速度変化は空気というものを感じることが出来る人間だからこその物ですしそれがグルーヴというものの根幹ですのであって然るべきだと考えます。
クリック演習で得られる技術はその速度変化を感じることが出来、合わせていくべきか許容を逸脱する変化なので抑制を促すべきかを判断できるようになることが目的です。
あまり面白さを感じることが出来ない練習かも知れませんが疎かには決して出来ない練習ですので積極的に行いましょう。
・自分の演奏を録音する
自分で演奏している時にはフレーズや運指、ピッキング等に集中してしまいがちで実際にどんな出音で演奏したのかは非常にわかりにくいものです。
で自分の演奏を録音してみると、思っているほど弾けていない事がよくあります。
録音してしっかり確認することはとても重要です。
録音には、DAWソフトを使わずとも、携帯電話の録音機能でも十分でしょう。
まとめ
初心者を脱出するために必要な基礎練習の中でも特に重要だと思うものをいくつか挙げましたが、これ以外にもすべき練習はたくさんあります。
何よりも大切なことは少しずつでも良いので「毎日楽器に触る」ということです。
文字を読んだり書いたり喋ったり、歩いたり走ったり、楽器を演奏することが特別なことではないくらいに自分の中に取り込む事が出来れば、演奏は楽になります。
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