フェンダー ムスタングベースの特徴やサウンド

ショートスケールベースの代表格であるフェンダーのムスタングベース。コンパクトで取り回しが良く、独特の鳴り・サウンドキャラクターが魅力的です。今回の記事ではムスタングベースの構造や特徴について記載します。

目次

  • 1.ムスタングベースとは
  • 2.ショートスケールを採用したネック
  • 3.コンパクトなボディ
  • 4.特徴的なピックアップ、コントロールノブ
  • 5.ムスタングベースのラインナップ
  • まとめ

1.ムスタングベースとは

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ムスタングベースレオ・フェンダーがフェンダー社を去る前に最後にデザインされたエレキベースと言われています。1966年にギターのムスタングと同時に発表。位置づけとしてはステューデントモデル、つまりこれからベースを始めるビギナー向けとされています。小柄な女性や子供でも演奏しやすい短いネック、小さなボディを採用した全体としてコンパクトなデザインが最大の特徴です。

価格としてはエントリーユーザー向けとして出されていましたが実際に現場で使うには乗りこなすのが難しい”暴れ馬”(Mustang)という一面もあります。

2.ショートスケールを採用したネック

ムスタングベース最大の特徴は30inchのショートスケールを採用したネックです。レギュラースケールのベースと比べると約2フレット分短くなっています。

スケール小さいという事はつまりフレット同士の間隔も小さいので、左手のフィンガリングに余裕が出ます。ギターと比べてベースは大きなサイズに感じますが、ショートスケールを採用することでダウンサイジングされたモデルは手の小さい子供や女性でも親しみやすいものになっているでしょう。

3.コンパクトなボディ


ボディはギターのムスタングと同等のボディ形状で丸みがかっていて、左右対象なのが特徴です。通常のベースより一回り小さいサイズ感ですが、しっかりとボディ自体が鳴るように設計されています。また低音弦側のホーンが短いですが、ストラップをつけた時にヘッド落ちしません。カッタウェイが浅く見えますが、ハイポジションも弾きやすくプレイアビリティに優れています。ちなみにボディ材はジャズベース、プレシジョンベースでもお馴染みのアルダーが標準的に採用されています。

4.特徴的なピックアップ、コントロールノブ


プレシジョンベースと同じ構造で、小さめの2つのピックアップがZ字に配置されているスプリットコイル・ピックアップが搭載されています。またプレシジョンベースと同様の1ボリューム、1トーンで、ジャズベースのようなコントロールプレートにノブが配置されており、2つのベースのいいとこ取りをしたような仕様になっています。

5.ムスタングベースのラインナップ

・Fender Japan / Mustang Bass

標準的な仕様のムスタングベース。中音域を中心とした音抜けの良いサウンドで、プレシジョンベースのようないなたさがあります。通常のベースより一回り小さいサイズなので取り回しがよく、アコースティックなバンド編成時やセッションなど現場で気軽に持ち出せそうなのでオススメです。

・Fender / Mustang Bass PJ

フェンダーのベースとしては珍しい3 Way Pick-up Selector Switchが印象的なPJタイプのムスタング。ショートスケールによる非力さを全く感じさせない力強いプレベサウンド、まとまりが良く太さと歯切れの良さを兼ね揃えたPJサウンド、ポコポコとしていて鋭いジャズベサウンド。これらをワンタッチで切り替えでき、サウンドバリエーションの広さが最大の特徴です。

またカラーはCapri Orange、Olympic White、Sonic Blue、Torino Redとパステルカラーを中心としたラインナップで、かわいいルックスのため女子にオススメの1本です。

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まとめ

以上となりますが、いかがでしょうか?

楽器店で並んでいるベースはレギュラースケールのものがほとんどですが、このムスタングベース、侮ってはいけません。非常に弾きやすく、独特のサウンドを持ち合わせているので、ベテランプレーヤーにもオススメです。気になった方は是非一度弾いてみて下さい。

大手楽器店での販売、修理業務やプロベーシストのローディー経験の後に海外向けの小売業に従事。その後ベースショップGeek IN Boxを立ち上げ、現在はGeek IN Boxの運営の他にベースマガジンなどでの執筆を多数担当。

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