はじめてのスタジオ練習で気を付けたいこと、使い方

有名なバンドやアーティストがよくSNSなどで、スタジオ練習の風景をアップしていますよね。そんな写真を見ると、自分もスタジオで練習してみたくなりますせんか?

自宅では大きな音は出せませんが、防音された音楽スタジオでは自宅での小さな音では気づかない細かいミスの修正や、ライブハウスと同じアンプなどの機材を使っての楽器の音作りなど、スタジオでやるからこそできることがたくさんできます。もしもリハーサルスタジオの利用に高いハードルを感じているのならそれはもったいない! 今回は初めてのスタジオ練習の時に気を付けたいことについて、まとめます!

Contents

目次

  • 機材や料金に注目! 『スタジオ予約』の注意点!
  • うっかりの無いよう『スタジオに持っていったほうが良いもの』をチェック!
  • 気持ちよく使ってよい練習を! 『スタジオに入ったらすること』
  • 家では出来ない『スタジオならではの練習方法』

機材や料金に注目! 『スタジオ予約』の注意点

スタジオ内の機材について

スタジオを選ぶうえで重要なポイントの1つが、設置されている機材です。特にギタリストやベーシストは要チェック。置いてあるアンプは同じスタジオでも部屋ごとに異なることがほとんど。置いてあるアンプとしては“Ampeg SVT-450H”“Roland JC-120”などはよく見かけますね。どの機材でも音は出ますが、「ギターアンプなのに歪まない」「明らかにしょぼくて古いベースアンプ」といったものはあるので、予め調べて自分の用途に合うものや、演奏予定のライブハウスと同じ機材の置いてあるスタジオを選びましょう。

部屋ごとの料金について

スタジオは部屋によって料金に違いがあります。しかし、部屋を機材と料金だけで安易に決めてしまってはいけません。狭いスタジオでは窮屈に感じたり、音がゴチャゴチャになったりすることがあります。バンドでの利用なら1人当たりの負担も減りますので、少し余裕を持った部屋の選択がオススメです! またスタジオによっては、1~2人での利用なら個人練習として同じ部屋でも格安で利用できます。しかし多くの場合個人練習の予約は前日から。希望のスタジオが埋まっている可能性があるので、その点に注意しましょう。

電話する時間帯について

基本的にホームページに記載されている時間帯ならいつ掛けても大丈夫です。ただ、12:00や17:00などキリの良い時間はスタッフがスタジオ入れ替え作業などで電話に出られない場合もたまにあります。それほど気にする必要はありませんが、電話が繋がらなくても時間を改めれば大丈夫なので、心配なさらず。

うっかりの無いよう『スタジオに持っていったほうが良いもの』をチェック!

水分補給について

スタジオによって、飲食厳禁であることもあり、もしくは「ふた付きの水やお茶」なら持ち込み可などのルールがあります。高価な機材を壊してしまう可能性があるからですね。ホームページの規約に記載されている場合が多いので、しっかりと確認しましょう。ちなみにふたがあろうとアンプの上には絶対に飲み物をおいてはいけません。

消耗品の予備を忘れずに

弦が切れてしまったりピックが行方不明になってしまったり、予期せぬトラブルは付きものです。スタジオで販売している場合も多いですが、万が一を想定して1つは予備を持っておくと安心です!

気持ちよく使ってよい練習を! 『スタジオに入ったらすること』

まずは挨拶をしっかりと

時間になったら受付に行きます。「〇時に予約をしておりました〇〇です」と用件を伝え、注意事項などの説明があればよく聞きましょう。また、初めてスタジオを利用するときは会員登録が必要な場合もあります。大抵は電話で予約した際に「登録が必要なので10分ほど早く来てください」などと言われますので、遅れないようにしてください。

演奏しやすいようセッティング

バンドにキーボーディストがいる場合など、デフォルトのレイアウトでは問題があることがあるのでアンプは自分の音と周りの音がバランスよく聞こえるよう配置しましょう。当たり前ですが練習が終わり帰る際には、きちんと元の場所に戻しましょう。

各注意事項をしっかり読む

スタジオ内の機材は高価なものが多数あり、精密な機械もあります。機材の電源の入れ切りの仕方なども記載されていますので、無視をせずにしっかりと読みましょう。また、ドアの開閉の際には音を一時的に止めて、外に迷惑をかけないようにしましょう。

家では出来ない『スタジオならではの練習方法』

バンド編

ICレコーダーで自分たちの演奏を録音し、聴いてみましょう! 演奏中はテンションが上がって気づかないようなリズムのズレや音量バランスなど、客観的になることで見えてくるものはたくさんあります。録音機器は最近のスマホでも録れますが、大音量で音割れをして綺麗に録音できないこともありますので、余裕があれば演奏録音に適したICレコーダーを用意しましょう。スタジオにレコーダーがあることもあるので、必要であれば問い合わせましょう。

個人練習編

ギタリストやベーシストなら、この機会に様々なアンプを使ってみましょう。自分の好きなアーティストがよく使うアンプやエフェクターを安価でレンタルできることもありますので、無理に同じ機材を買うのではなく、本当に自分に合っているのか試すことができます。

まとめ

誰でもはじめは不安で、分からないことも多いのは仕方のないことです。もし疑問点があればスタジオスタッフに問い合わせをしましょう! 何度か通ううちにバンドメンバーと絆が深まるのはもちろん、スタッフや他の常連たちと仲良くなり人脈を広げることができます。ミュージシャンにとってスタジオは必要不可欠なものですので、正しく楽しく利用しましょう!

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でGeek IN Boxをフォローしよう!