ショートスケールベースのメリット・デメリット|特徴と選び方、代表的なモデルを紹介

Music Man Short Scale StingRay

近年、プロ・アマ問わず人気が高まっているのがショートスケールベースです。弾きやすさや独特の温かいサウンドから、メインの楽器として使うベーシストも増えています。

この記事では、ベース専門店Geek IN Boxがショートスケールベースの特徴とメリット・デメリット、選び方と代表的なモデルを紹介します。

Ernie Ball Music Man / Short Scale StingRay
Ernie Ball Music Man / Short Scale StingRay(Geek IN Box取り扱い品)

ショートスケールベースとは

スケールとは、ナットからブリッジ(サドル)までの弦の長さのことです。ベースのスケールは主に次の3種類に分けられます。

スケール 長さの目安
ロングスケール 34インチ(約864mm)
ミディアムスケール 32インチ(約813mm)
ショートスケール 30インチ(約762mm)

Precision BassやJazz Bassなど、一般的なエレキベースの多くはロングスケールです。ショートスケールは、それより約10cm短い弦長になります。

ショートスケールベースのメリット

手が小さくても弾きやすい

フレットの間隔が狭くなるため、指を広げる距離が短く、ストレッチの多いフレーズも楽に弾けます。手の小さい方や、初めてベースを弾く方にもおすすめです。

弦の張りが柔らかい

弦長が短いぶん、同じ音程でも弦の張力が弱くなります。押さえる力が少なくて済み、チョーキングやビブラートもかけやすくなります。

軽くてコンパクト

全長が短く、ボディも小ぶりなモデルが多いため、軽く取り回しやすいのも魅力です。Geek IN Boxで扱ったショートスケールベースは、3kg台半ばの個体が中心でした。

温かく太い、独特のサウンド

弦の張りが柔らかいことで、丸く太い「ボンッ」とした温かいサウンドになりやすいのが特徴です。ヴィンテージライクなサウンドや、グルーヴ重視のプレイと相性が良く、フラットワウンド弦と組み合わせるベーシストも多くいます。

ショートスケールベースのデメリット

  • 弦の選択肢が少ない:ショートスケール用の弦が必要で、ロングスケール用に比べて種類が限られます。
  • ローの締まりはロングスケールに劣る:張力が弱いため、ロングスケールに比べると低音のタイトさやアタックの鋭さは控えめになります。
  • ハイポジションが窮屈:フレット間隔が狭いため、指の太い方はハイポジションで窮屈に感じることがあります。
  • ケースが合わないことがある:一般的なベース用ケースでは中で動いてしまうことがあります。

代表的なショートスケールベース

  • Fender / Mustang Bass:ショートスケールの代表格。シンプルな構造で、太く温かいサウンドが魅力です。
  • Gibson / SG Bass・EB-0:ショートスケールならではの太く甘いサウンドで、ロックで根強い人気があります。
  • Höfner / Violin Bass:独特のルックスとサウンドで知られる、ショートスケールの名機です。
  • Music Man / Short Scale StingRay:StingRayのサウンドを、ショートスケールの弾きやすさで楽しめるモデルです。
  • Markbass / Little Bass:ベースアンプブランドMarkbassが手がける、コンパクトで扱いやすいベースです。

Markbass / YELLOW Little Bass
Markbass / YELLOW Little Bass(Geek IN Box取り扱い品)

ショートスケールベースのグルーヴ面での魅力は、グルーヴ系ベーシスト御用達 ショートスケールのベースのメリットでも紹介しています。

ショートスケールベースはこんな人におすすめ

  • 手が小さく、ロングスケールのベースが弾きにくいと感じる方
  • 温かくヴィンテージライクなサウンドが好きな方
  • ギタリストがサブでベースを弾く場合(ギターに近い感覚で弾けます)
  • 軽くてコンパクトな2本目のベースが欲しい方

まとめ

ショートスケールベースは、弾きやすさ、軽さ、温かく太いサウンドが魅力です。弦の選択肢やローの締まりなどのデメリットもありますが、それを上回る個性を持った楽器です。

弦を選ぶ際は、必ずショートスケール用を選びましょう。Geek IN Boxでは、ショートスケールベースやショートスケール用の弦も取り揃えています。

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