ベーシストなら必須でしょ? オススメのベース用プリアンプ5選

ベースの音作りを強化するアイテム、プリアンプEQを効かせて太さやキレを出したり、歪み成分を足してアンサンブルに馴染ませたり、音作りの幅が飛躍的に広がります。またDI機能を兼ね揃えた機種も多く、ライブ・レコーディングでライン出力をするためのインターフェースとしても使えます。

そういうわけでベーシストとしてもはや必須アイテムであるプリアンプ、今回は定番の5機種を紹介します。

1.TECH21 / Sansamp Bass Driver DI V2

ベース用プリアンプ/DIの代表格、通称ベードラ。旧バージョンから新たにMIDのコントロール、BASS(40/80Hz)・MID(500/1000Hz)のSHIFT SWITCHがついたことにより、汎用性の高いプリアンプへと進化。

従来のローとハイがグッと押し出されるドンシャリサウンドはもちろん健在。旧バージョンではトゲのきつかったトレブルが若干マイルドになり、ギラギラした成分が苦手な人にも扱いやすく改良されました。

ソリッドな特性がロックやポップスに相性が良く多用されていましたが新仕様になりさらに広いジャンル、細かい音作りに対応出来る現代型のプリアンプに進化しました。

参考価格:¥24,800円(税抜)


2.MXR / M80 Bass D.I. +

ベードラと並ぶベース用プリアンプ/DIの定番機種。高級機種も多く登場しているプリアンプ市場では比較的低価格ながら、使い勝手の良さと派手なサウンドでアマチュアからプロまで幅広く支持されています。

特筆すべきは独立したDISTORTIONが搭載されている点。ザラザラとしたサウンドを根本に、GAINの調整でちりっとした淡いドライブサウンドから細かくじゃりつくようなディストーションまで、サウンドの幅が広くそのどれもが実用的です。プリセットトーンであるCOLORスイッチをONにすると分かりやすくミドルがへこみ、ローエンドが押し出された迫力のあるサウンドに。

低域と高域の押し出し感が特徴的で、ストレートなサウンド。ディストーションもブレンドコントロールがついているので常時アンサンブルの中で使えるクオリティです。スラップを多用するプレイヤーやロックミュージックにはもちろん、音数が多くて音像が見えづらいアニソンやメタルミュージックの現場にもオススメの1台です。

参考価格:¥15,800(税抜)


3.HAO / BASS LINER

HAOPJBが共同開発した、完全原音重視のプリアンプ。EQがフラットの状態ではオンとオフで音色に変化が全くなく、ナチュラルなサウンドが特徴です。

3 Band EQを搭載するのが一般的ですが、BASS LINERは5 Band EQ (50Hz, 160Hz, 630Hz, 2.5KHz, 12KHz)を搭載。ベースが担う全てのレンジをカバーしているため、まるでPA機材のように細かなサウンドメイクが可能です。

INPUT GAINとLEVELが分かれているのも少し珍しい特徴ですが、ディストーションのように歪むことはなく、あくまでクリーンに回路を動作させるためのコントロールといった印象。

ベース本体のサウンドをそのまま生かしたいというプレーヤーにオススメの機材です。

参考価格:¥19,800(税抜)

4.AMPEG / Classic Analog Bass Preamp


ベースアンプの王道ブランド AMPEGアンプヘッドのコントロール部分をそのままくり抜いてきたようなペダルプリアンプです。

音色はアンペグ特有のギラつき感のあるソリッドなロックサウンド。EQはアンプヘッドと同じ使用感で扱いやすいです。独自のコントロールULTRA-LOW/HIGHの効き目はアンプにそっくりで、ONにするとローエンド、プレゼンスそれぞれがグッとエンハンスされるような印象です。

コンパクトながらAMPEGのキャラクターを手軽に手に入れられる、非常に優秀なペダルです。

参考価格:¥11,800(税抜)

5.EDEN / WTDI


ハイエンド・ベースアンプブランドのEDENから登場したプリアンプ/DI。パッシブベースがアクティブベースのようにサウンドがまとまり、クリアで解像度の高い音色になります。

特に特徴的なのはコンプレッサー。リリースの仕方がナチュラルで上げれるとコンプ感が強くなり、音がしっかりまとまります。そしてEDENのアイデンティティであるエンハンス・コントロールは不要な帯域をカットするイメージで、上手く使うとグッと一段抜けがよくなり音像がよく見えてきます。

ハイファイなキャラクターで、音ヌケが抜群に良くなるプリアンプ。1音1音をハッキリと効かせたいなら候補のトップにしたい1台です。

参考価格:¥11,200(税抜)


まとめ

プリアンプを使うことで、どんな現場でも自分の音作りをする事が可能になります。ラインのサウンドが使われる現場でもグッと低音の効いたサウンドでプレイできるのは大きなメリットではないでしょうか?

各社魅力的なプリアンプを多くリリースしているのでベーシストなら必ずリサーチしたいジャンルですね。

 

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