GIBの嵯峨です!本コラムでは僕が音楽好きの方に知ってもらいたいベーシストを紹介しています! コラム一覧はこちらからどうぞ!(コラム 音楽好きに知ってもらいたい有名ベーシスト)
第12回の今回はPino Palladino(ピノ・パラディーノ)です。
ベーシストとして高く評価されがちなのって黒人ベーシストだと思うんですけど(黒人が弾くと上手く、良い音に聞こえる黒人バイアスですね)、ピノはゴリゴリの白人です。彼は1957年生まれ、出身はイギリスのカーディフです。幼少期からMotownやジャズ、Led Zeppelin, Yesといった音楽に影響を受けたピノはクラシックギターのレッスンを受けていました。
(歌っているミシェル自身も優れたベーシストです。音楽好きに知ってもらいたい有名ベーシスト Vol.11 Meshell Ndegeocello)
彼は影響を受けたアーティストとして、ジャコ・パストリアス、スタンリー・クラーク、ブーツィー・コリンズ、ラリー・グラハム、マイケル・ヘンダーソン、アンソニー・ジャクソン、マーカス・ミラー、ロッコ・プレスティアなどを挙げています。最近の若いベーシストっぽいラインナップですが、彼は61歳です。キャリアのスタートは1982年のGary Numanのアルバム、I, Assasin。
ジェフ・ベック、ジョン・メイヤー、ナインインチネイルズ、ミシェル・ンデゲオチェロ、エリック・クラプトンなど、多くの著名なミュージシャンと共演している彼ですが、ベーシストとして絶対に外すべきではないのがD’Angelo(ディアンジェロ)、エリカ・バドゥ、RHファクターといった90年代ネオソウルアーティストとのセッション。
ディアンジェロのVoodoo、エリカ・バドゥのMama’s Gun、RHファクターのHard Grooveなど、ネオソウルを代表するような名盤に多数参加し、ムーブメントの中心人物として活躍しました。上の動画なんか全員怪物過ぎてやばいですよねー。彼は自身のシグネイチャーモデルをフェンダーから発売しています。
このシグネイチャーモデル自体もその実用性の高さから多くのベーシストに高く評価され、愛されています。
ディアンジェロと言えば1stのBrown Sugerかもしれませんが、僕個人的にはvoodooの方が好きで、圧倒的な名盤だと思います。この作品の超ディープなグルーヴを聴かずしてグルーヴなど語れません。
ソース:Discogs
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