5弦ベースを研究し尽くした楽器屋店員がおすすめしたいモデル5選[2025年9月更新]

こんにちは、Geek IN Boxの嵯峨です!

僕は個人的に5弦ベースが大好きで、これに関連したコラムをベースマガジンなどの雑誌、GIBのメディアやAll Aboutなどのウェブメディアで書くこともあります。

今までにあらゆる5弦を買いは売り、研究を重ねてきました。

そんな間にもメーカーの技術や完成度は日進月歩、非常に速いスピードで進歩を遂げており、新たなモデルが次々に登場します。

こちらの記事では”今”あえておすすめしたい5弦ベースを初心者の方、中級者以上の方それぞれに紹介します。

初心者でも5弦を使っても良い?

「4弦すらまともに弾けないのに5弦とか プゲラ」

みたいな人もいますが、そんなことは気にしなくていいです。

難易度に差はありませんし、もしも弾きたい曲や尊敬するベーシストが5弦ベースを使っていて同じスタイルで上手くなりたいのであれば、むしろ最初から5弦を使うのが近道だと思います。

ただし、安価なベースでは5弦ベースとして最低限の機能を持たない、クオリティが足りないものもあるので選ぶ際には注意が必要です。

初心者におすすめの5弦ベース

初心者の方におすすめしたい、という点で以下を重視しました。

  • 価格が高すぎない
  • 品質が悪くない
  • 汎用性がある

実際にリペアや販売で扱って「これは良い」と思ったものばかりです。参考にしてみてください。

Woofy Basses

ベース専門店Geek IN Boxが自身で製造することで、製造から販売までの商流を減らし、圧倒的なコストパフォーマンスを実現しました。

ブリッジやナット、PUなどは日本国内で専門の職人がハイエンドベースと変わらない姿勢で調整。
さらに、電気周りはBelden、Switchcraft、Kesterといった一流パーツで日本の職人が組み込み。

価格は29700円からです。

Woofy Basses在庫一覧

中級者におすすめの5弦ベース

価格を20万円以下に抑えながらも質の高いベースを探している方におすすめのモデルを紹介します。

Sadowsky Metro Express Series

ニューヨークのセッションミュージシャンを長年にわたって支える名門サドウスキーの最新モデル。

アンサンブルの中で絶妙に抜ける帯域を突くプリアンプと、ノイズが少なく端正なサウンドのピックアップは非常に上質なサウンドを出力します。

▶︎Sadowskyの在庫一覧はこちら

Sire

SireはMarcus Millerの名前を冠したブランドです。

韓国系のブランドですが、製造はインドネシアで行われています。
インドネシアのギター工場は現在世界で最も質が高いと言ってもいいでしょう。

実際のところ、Sireのギターやベースのクオリティはとても高く、同価格帯でSireと同程度のクオリティを出せるブランドは限りなく少ないです。


Sire / V7 Alder-5 LPB (105600円)


Sire / M7 Ash-5 NT (154000円)


Sire / Z7-5 NT (129965円)

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上級者におすすめの5弦ベース

GIBが世界中から探し出した最高級の5弦ベースを紹介します。

JIENIE BASSES

JIENIE BASSESは5弦JBを正統に進化させたモダンなベースを製造しています。
カスタムオーダーが可能なCustom Shop Seriesは700000円(税抜)、固定スペックで作られるEssential Seriesは500000円(税抜)です。


JIENIE BASSES / Custom Shop MJ-5 Bugundy 3.960kg


JIENIE BASSES / Essential MJ-5 Sunburst 3.875kg

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De Gier

Marcus MillerやRichard Bonaといった名手からも愛用されるオランダのベースブランドです。

今世界中で絶大な支持を集め始めており、GIBでもイチオシのブランド。


De Gier / Bebop 5 Ash Trans White 4.175kg (803000円)


De Gier / Soulmate 5 PJ Espresso Silver 4.115kg (913000円)

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まとめ

初心者の方と中級者以上の方、それぞれにおすすめの5弦ベースを紹介しました。

どれもが実際に僕が触っていいものだと判断したものばかり。

ぜひ試してみてください。

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