Alusonicのカスタムオーダー受付について 目安の価格などを紹介

イタリアのベースブランドAlusonic Aluminium Instruments。
彼らは少人数のギター工房で、現在世界中で高い人気があります。

カスタムオーダーにも対応しており、Geek IN Boxを通じて多くの実績があります。

本記事においては、Alusonicでのカスタムオーダーで可能なことや、価格の目安などを紹介します。

Alusonicとは

Alusonic(アルソニック)は、イタリアでAndrea Pollice氏が創設したハンドメイドのギター・ベースブランドです。
最大の特徴は、航空機にも使用される特殊なアルミニウム合金「Anticorodal 6082 T6」をボディトップやピックガードに採用している点です。

木材と金属を組み合わせた独自のハイブリッド構造により、アタックが速く、非常にクリアで分離の良いサウンドを実現。
また、木材部分をくり抜くチェンバード加工を施すことで、金属を使いながらも軽量な仕上がり(ほとんどが4kgを下回る重量)を両立しています。

革新的な素材とイタリアの伝統的な木工技術を融合させ、モダンでパワフルなサウンドを求めるプレイヤーから高い評価を得ているブランドがAlusonicです。

Alusonicでオーダー可能なモデル

Django

Djangoは左右対称気味のボディを持つモデルです。

大型のハムバッキングPUをブリッジ側に標準的に搭載しており、そのサウンドはまさにモダンMMサウンドといったところ。

ネックPUとのコンビネーションを5wayレバースイッチにによってコントロール可能です。

スイッチングの内容

  • Position 1-Humbucker Bridge
  • Position 2-Humbucker Bridge + Neck
  • Pocition 3-Neck
  • Position 4-Single Coil Bridge + Neck
  • Position 5-Single Coil Bridge

2バンドEQを内蔵した専用のプリアンプによって強烈なプッシュが可能。

汎用性を手に入れたファンクマシーンです。

J-Special

J-Specialは流れるように滑らかなボディを持つモデルです。
文字通りJBをモチーフとしており、しかしよりモダンで現代のベーシストにぴったりな1本。

2つのPUを搭載しているのが標準的な仕様です。
これらはシングルコイルとしても、デュアルコイルとしても、またシングルコイルのスタイルでハムキャンセリング機能を持たせることも可能です。

パワフルな専用の3バンドEQ内蔵プリアンプを搭載し、自在なサウンドメイクが可能。

The Doom

The Doomは最もモダンなスペックを持つモデルです。

ファンドフレット、ヘッドレスといった新しい要素を取り入れながら、弾きやすく実用性の高いサウンドを持ちます。
そうしたバランス感覚がAlusonicの大きな魅力ですね。

こちらの個体においてはチューニングはBEADを採用。
ダウンチューニング用のモデルとしてセットアップされています。

グレード

構成によって幾つかのグレードに分かれています。
あくまで構成の違いによるコストのみがこれらを分けるもので、クオリティは全て同等に最上です。

Deluxe

Deluxeモデルは最も人気があるグレードです。
カーボンまたはアルミニウムをボディトップに配置する構成。

鮮やかなカラーリングでのカスタムオーダーが多く、また彼らのカラーリングも多彩で見事です。

Standard

Standardモデルはボディにアルミニウムを使わない、シンプルな構造を持ちます。
よりクラシックな弾き心地が特徴的です。

ピックガード部分についてはカーボンなどを用いることができます。

Supreme

 

SupremeグレードはAlusonicの最上位に位置するものです。

ボディバックがAluminiumで構成されており、通常カーボンプレートで蓋をします。

 

Master Build

Master Buildシリーズは少々趣向が異なり、全てのカスタムが可能なグレードです。

例えば、通常2バンドEQを搭載するDjangoに3バンドEQを搭載する、ハイグレードな木材を用いる、特殊なペインティングを施すなど、あらゆることが実現可能です。

カスタムオーダーについて

Alusonicではカスタムオーダーが可能な部分が多くあります。

ボディ材について

ボディ材はアッシュ、アルダー、ササフラスなどから選択が可能です。
これらはチェンバードが基本となっていることがほとんどですが、例えばササフラスは元から軽量なためにソリッドが基本です。

指板材について

グラファイテックスやメイプル、ローズウッドなどに対応します。

塗装について

通常木部にはオープンポアのサテンフィニッシュを採用していますが、より厚みを持たせたグロスフィニッシュも可能。

アルミニウムへの塗装についてはあらゆることが可能で、あなたが好みのカラーで輝くメタルカラーを作成できます。

PUについて

シングルコイル、MMデュアルコイル、スプリットコイル、クアッドコイルなど、あらゆるオプションが用意されています。

料金

現在Alusonicのカスタムオーダーは50万円台から受付可能です。
カスタム箇所が多くなると70万円台程度の価格になることがあります。

まとめ

あらゆるオプションが用意されているAlusonicのカスタムオーダーについてご紹介しました。

Django, J-Special, The Doomといった基本的なモデルの完成度がとても高く、その上でプレイヤーの独自性を自在に取り入れられるのがとても魅力的です。

Geek IN Boxでカスタムの相談が可能で、お客様はイタリア語や英語を駆使する必要はありません。

関税、通関、国際輸送などは全てGeek IN Boxが行うため、お客様はそうしたわずらしい手間をかける必要はありません。

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