当店では多くのリペアメニューを提供していますが、中でも特に高い評価を頂いているのがフレットレス化加工及び指板コーティングです。
こちらの記事では実際のご依頼を例に出し、その内容や費用をご紹介します。
事例紹介
事例1 Fender Jazz Bass
Fender Jazz Bassをご購入いただき、そのままフレットレス化加工と指板コーティングをご依頼頂きました。
フレットを抜き、溝を整え、フレットラインになる木材を埋め込んだ段階がこちら。
余分な部分をカットして、指板を均し、下地処理を行った段階がこちら。
コーティング層を盛った段階がこちら。
こちらにRをつけて、磨きあげるとこうなるとこうなります。
美しい仕上がりです。ナットを作り直し、セットアップを施して終了となります。
事例2 HISTORY
こちらはHISTORYのフレッテッド、5弦ベースのフレットレス化加工及び指板コーティングのご依頼です。
元々のネックはこちら。
フレットを排除し、フレット溝をローズとは色の異なる素材で埋め直し、表面を均します。
1行にまとめましたが指板が傷つかないようにフレットを外し、溝を整え、埋め直し、表面を均すのにはご想像の通り大変な苦労があります。
このように下地を作った後、指板をコーティングします。
その結果がこちら
美しい仕上がりですね。
あまり知られていないかもしれませんが、指板の高さが大きく変わってしまうのでナットも交換する必要があります。
事例3 Spector CORE piezo
以前ご購入いただいたベースをフレットレスに加工いたしました。
フレットを抜いて、フレットラインを埋めるメイプルを代わりにはめこみます。
はみ出した部分を削りながら指板を整えます。
コーティングなしで、という依頼だったのでこのまま細かい番手まで仕上げてセッティングします。
事例4 G&L L2000 Premium FL
既にフレットレスになっているこちらにコーティングを追加します。
これまではフラット弦しか使わなかったが、ラウンド弦も使う上で指板の保護やサウンド傾向の変更のため、ということですね。
フラット弦とはいえ、やはり弦の跡はついてしまっていますね。
この部分を軽く整え、コーティングを施します。
このように厚みを出して盛った後に指板Rを整え、磨きあげます。
この後、ナットを取り付けて組み込みます。
費用
費用はフレットレス化加工で26400円~、フレットレス化加工と指板の樹脂コーティングで55000円~です。
ちなみに既にフレットレスのモデルに樹脂コーティングを施すことも可能で、その場合費用は28600円~です。
いずれも基本的にはナット交換費用(13200円)が必要です。
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