普段当たり前に使われているジャズベース、実は……
弱点だらけですからーーーーー!!!
残念!!!!
っていうのは言いすぎかもしれません。
実際のところは……
普段当たり前に使われているジャズベース(のボリューム回路)、実は……
弱点だらけですからーーーーー!!!(電気的に)
残念!!!!(電気的に)
こんな感じです。
今回は一般的なボリューム回路とジャズベースに使われるボリューム回路の違いについて、書いてみようと思います。
ジャズベースのボリューム回路と、ストラトキャスターやプレシジョンベース、エフェクターなどで使われるボリューム回路は少し異なります。
こちらがジャズベースのボリューム回路
そしてこちらが一般的なボリューム回路
はい、INとOUTが入れ替わっただけです。
大した差はないように思えますが、これは明確に優劣が付けられるものです。
前者の回路は後者の回路に比べて、明らかに劣っています。
何が決定的に違うかというと、ボリュームを絞った時の回路です。
JBはINがアースに接続してミュートされていますね。
それに対して、一般はOUTがアースに接続されています。
これこそがまさにJBタイプのボリューム回路の弱点です。
INをアースに接続してミュートする回路だと、OUT以降の回路で混入したノイズはアースに落とされず、出力されてしまいます。
しかし、一般的なボリューム回路のようにOUTをアースに接続してミュートする回路の場合はOUT以降で混入したノイズもアースに落とすことが可能です。
じゃあなぜジャズベースではこのように劣ったボリューム回路を使わざるをえないのか、それはPU2つをそれぞれコントロールする必要があるからです。
OUT以降の回路全てをコントロールするボリューム回路のため、フロントPUかリアPUかどちらかだけをコントロールするという事は不可能なのです。
(ここテストに出ます。)
ちなみにボリューム10の場合の回路はこう
電気的には同じですね。
見て分かる通り、ボリュームをフルにしていても信号は抵抗を通ってアースに落ちてしまいます。そして、その量は抵抗値によって変わります。
これがポットの抵抗値によってサウンドが変わる理由です。
当然この現象はトーン回路でも起こっており、コンデンサを変えるとトーンフルでもサウンドが変わるのは当然と言えます。
以上。
最新情報をお届けします
Twitter でGeek IN Boxをフォローしよう!
Follow @Geek_IN_Box
なるほど勉強になります。
専門的なことはあんまりわからないが、2Volは苦手なプレベ弾きである!
以上!
ジャズベを1VOLにする事も可能なので!その時にはぜひに!笑
Geek IN Box 嵯峨
そんなこと出来るんですね!
機会があれば是非相談させてください!
ぜひぜひ。うちで出来ることは全てサポートするので、ご相談ください。
Geek IN Box 嵯峨