MU-FX / Tru-Tron 3X

こんにちは、嵯峨駿介です。

 

今回はレビューです。

最強のオートワウを紹介しようと思います。

 

MU-FX Tru-Tron 3X

 

70年代に発売されたオートワウの名機、MU-TRONの正真正銘の後継機です。

 

MU-TRON、僕たちベーシストみんながすんごく憧れたペダルだと思います。

MU-FX : Tru-Tron 3X 機材レビュー4

 

Tru-tronはMU-TRONの開発者であるマイクビーゲル自らが回路設計を手がけています。

 

そんなわけで、まさに正真正銘の後継機、なわけです。

 

筐体は一回り小さく。音量は調整可能に、原音をミックスするMIXモードを追加、とより実用的でミュージシャンのためのアイテムに進化しました。

 

4つのつまみと3つのスイッチで操作するTru-Tronですが、見た目ほど操作は難しくありません。

 

MU

エンベロープの感度、レベルの調整。

PREとの間にあるMU-PREスイッチがPREの時はこのつまみは感度の調整のみの機能となります。

 

PRE

これはMU-TRONにはなかった機能で、MUで決めたサウンドの音量を調整します。

このつまみはMU-PREスイッチがPRE側の時に有効になります。

MU-PRE Switch

このスイッチでMUつまみの機能を切り替えます。

MU側の時には感度と音量、PRE側の時にはMUで感度を、PREで音量をコントロールできます。

現代的ですね。

 

PEAK

いわゆるQです。

 

MODE

このスイッチでレンジを切り替えます。

LPはローパス、PEAKで設定した値よりも高い周波数が減衰します。

BPはバンドパス、PEAKで設定した値付近以外の周波数が減衰します。

HPはハイパス、PEAKで設定した値よりも低い周波数が減衰します。

そしてMIXが原音を混ぜる設定です。新しい機能ですね。

 

DRIVE ENVELOPE SWITCH

アップではおなじみのオートワウサウンド、ダウンではブーツィーのあれ。

どちらのモードも良いのですが、特にダウンのモード、ぐっときます。よくデザインされてます。

 

RANGE FILTER SWITCH

エフェクトをかけるレンジの設定です。

通常の使い方だとほぼLOWの選択になると思います。

 

 

エフェクトのオンオフはLEDの色で判断します。

 

オフは緑

 

オンは青

 

こういうとこほんと良くないですか?

 

サウンドは超ナイス。超ゴキゲン。

あえて僕からの説明はなしで、大先輩ベーシスト鈴木渉さんの試奏動画をどうぞ。

 

 

ベーシストには一度試してみてもらいたいと思って紹介しました。