こんにちは、GIBの嵯峨です。
GIBでは初心者の方からプロミュージシャンまで幅広い方にご利用頂いていますが、今回はあえて初心者の方におすすめしたいエレキベースを紹介しようと思います。
初めて触るベースだからこそ、安心できるものを選んでもらいたいのが僕の本音です。
とはいえ、予算の兼ね合いもあるので、本体代金で4弦ベースが4万円以下、5弦ベースで6万円以下を基準として選んでいます。
限られた予算の中で最大限良いものを選ぶので、参考にしてみてください。
4弦ベースのおすすめ
4弦ベースは最もポピュラーなエレキベースで、古くから親しまれてきました。
現在では5弦、6弦も珍しくはないのですが、通常の使用範囲であれば4弦ベースは十分に使用できます。
後ほど5弦ベースのおすすめも紹介いたします。
Woofy Basses
ベース専門店Geek IN Boxのオリジナルブランド。
本来ギターやベースは「メーカー⇒楽器店⇒消費者」と販売されていますが、本ブランドは「メーカー兼楽器店⇒消費者」です。
関わる会社が少なくなる分の利益を全てクオリティを向上させるために使います。
その内容は、ネック、PU、ナットなどの調整ができる部分を全て日本で専門の職人が調整します。
これによって、弾きやすさを最大化。
さらに、トラブルが起きやすい電気周りを改造。
ワイヤーは軍規格のBelden、ハンダは定番のKester、ジャックは一流ブランドが間違いなく使用するSwitchcraftを採用。
これらによって、普通ではありえないコストパフォーマンスを実現しています。
4弦、5弦、プレシジョンベースタイプ、ジャズベースタイプなど、いくつかのモデルとカラーリングを用意しています。
価格は27500円から。
Ibanez GSR370
アイバニーズは日本が誇る世界的に高い人気を誇るエレキギターブランドです。
多くのプロミュージシャンに愛され、多様な知見から初心者向けのベースであっても必要十分なクオリティを持たせています。
アイバニーズの代表的なモデルであるSRシリーズをベースにしたものがこちらで、コンパクトなボディとスリムネックが特徴です。
エレキベースを実際に持つと多少なりとも大きさを感じると思いますが、こちらはその点において非常にコンパクト。演奏の練習に集中しやすいのではないでしょうか。
さらに、こちらはチューナーやストラップ、ケーブルなどがセットになったもので、あとはアンプさえあれば(部室やスタジオのアンプしか使わないのであれば不要ですが)すぐにベースを演奏できます。
ベースらしい低音が問題なく得られるので、どのアンサンブルにおいても活躍できると思います。
YAMAHA BB234
ピアノや音楽教室で有名なヤマハはベースにおいても大きな存在感を持つブランドです。
特にこのBBというシリーズは何十年もの歴史を持ち、そのファンは世界中に存在します。
BBの最新モデルがこちらのBB234で、大きなモデルチェンジを敢行した、現ヤマハの意欲作です。
人気のあるアルダー材をボディに採用し、特別に製作したセラミックピックアップを搭載。
本格的なサウンドが得られます。
ボディバランスはフェンダーをベースとして、軽量ペグの採用やボディの詳細なシェイピングによってさらなる改良を行っています。
世界中のベーシストに愛されるBBからベースライフをスタートするのは贅沢なことだと言えるかもしれません。
その太いサウンドはロック、ジャズ、ポップス、あらゆるジャンルのベーシストから愛されています。
YAMAHA TRBX304
BBと同じようにヤマハの代表的なシリーズとして知られるのがTRBXです。
こちらはBBよりもよりモダンな演奏性やサウンドを志向したモデルです。
電池を使ったアクティブサーキットを搭載し、演奏スタイルによって簡単にサウンドを変えられる”パフォーマンス”EQスイッチ”を搭載。
パワフルなハムバッキングピックアップと相まって音圧感のある強いサウンドが特徴的です。
メイプルとマホガニーを5枚貼り合わせた堅牢なネックは剛性が強く、優れたプレイヤビリティを実現しています。
TRBXは5弦や6弦にも最適なデザインが施されています。
5弦モデルのおすすめについては後ほど紹介いたします。
ハッキリとしたパワフルなサウンドが特徴的で、あらゆるジャンルで活躍が出来ると思います。
Bacchus BTB-PJ
バッカスは長野発のベースブランドで、特にそのコストパフォーマンスの高さは非常に高く評価されています。
このモデルはユニバースシリーズという中国製のモデルです。
中国製といっても、工場には日本の職人が何度も技術指導に訪れ、高いクオリティを実現しています。
フェンダーの一番最初のエレキベースであるオリジナルプレシジョンベースのルックスをモチーフにしながら、パワフルで繊細なサウンドを目指したのがこのモデルです。
弾きやすく、音も本格的。
初心者の方にはとても良いと思います。
ヘヴィなサウンドから繊細なサウンドまで幅が広く、ロックからジャズまで幅広く対応します。
Bacchus WJB-TW
前述のBTBと同様に、バッカスユニバースシリーズのジャズベースモデルです。
バッカスのハイエンドモデルはWoodlineと呼ばれるもので、このWJB-TWはWoodlineの特徴を引き継いだハイコストパフォーマンスモデルです。
特徴なのはテックウッド(Tech Wood)をボディ、ネック、指板に採用している点です。
テックウッドはポプラを何層にも貼り合わせた合板材で、枯渇しつつあるギター用材に代わるものとして近年注目を集めています。
バッカスらしく非常に演奏性が高く、サウンドも優れているので初心者の方に十分におすすめできます。
ユニークなルックスも○
ロックにもジャズにも対応する汎用性の高さは特徴的。
Squier by Fender Affinity series Jazz Bass
エレキベースの王様、フェンダー傘下のスクワイヤーより発売されているモデルです。
正確には”ジャズベース”という名称はフェンダーグループ(スクワイヤー含み)しか使えず他社のジャズベースはあくまで”ジャズベースモデル”なのです。
そう考えると、本物のジャズベースを手に入れられるという点については確かな価値を感じられるでしょう。
エントリークラスのベースではありますが、確かにフェンダーの血脈を感じさせる弾き心地は一度試す価値があると思います。
さすが最大手ブランドといったところ。
ロック、ポップス、ジャズ、R&B、様々なジャンルに対応する懐の深さは魅力的ですね。
Squier by Fender Affinity series Precision Bass PJ
フェンダー傘下のスクワイヤーブランドから発売されているプレシジョンベースです。
プレシジョンベースは通常ピックアップが1つだけですが、さらにトレブリーなサウンドを得るためにジャズベースタイプのピックアップをリアに搭載するカスタムは定番のカスタムです。
本モデルはそんなカスタムを最初から施したベースで、太さと鋭さ、両方を備えます!
特にロックミュージックにはぴったりですね!
5弦ベースのおすすめ
「初心者でも5弦ベースを選んでいいのか?」という質問をよく受けますが、もちろんOKです。
4弦をマスターしてからじゃないと、ということは一切ありません。
もし5弦ベースを使ったベースプレイをしたいのであれば、むしろ最初から5弦を選ぶべき。数点紹介します。
Woofy Basses
ベース専門店Geek IN Boxのオリジナルブランド。
本来ギターやベースは「メーカー⇒楽器店⇒消費者」と販売されていますが、本ブランドは「メーカー兼楽器店⇒消費者」です。
関わる会社が少なくなる分の利益を全てクオリティを向上させるために使います。
その内容は、ネック、PU、ナットなどの調整ができる部分を全て日本で専門の職人が調整します。
これによって、弾きやすさを最大化。
さらに、トラブルが起きやすい電気周りを改造。
ワイヤーは軍規格のBelden、ハンダは定番のKester、ジャックは一流ブランドが間違いなく使用するSwitchcraftを採用。
これらによって、普通ではありえないコストパフォーマンスを実現しています。
特に初めて5弦ベースを購入する方には、ぜひ一度僕たちが長年研究した成果であるWoofy Bassesをお試しいただきたいです。
4弦、5弦、プレシジョンベースタイプ、ジャズベースタイプなど、いくつかのモデルとカラーリングを用意しています。
価格は27500円から。
(Poodle 5 39600円)
YAMAHA TRBX305
4弦ベースの項でも紹介した、TRBXシリーズの5弦版です。
5弦で作ることを前提としたデザインなので、非常に整合性のあるバランス、サウンドが特徴的です。
ピックアップ、プリアンプの性能が高く、5弦ベースに必要な低音の再生能力を十分に備えているのがポイントです。
これだけ基本的なサウンドがしっかりとしていたらあらゆるジャンルで使いやすいと思います。それが世界中でヤマハのベースが称賛される理由ですね。
Ibanez SR305E
アイバニーズの定番シリーズ、SRの5弦モデル。
メイプルとローズウッドを豪華に貼り合わせた強くスリムなネック、豊かなサウンドを生み出すマホガニーボディを採用しています。
極限までノイズをカットしながらパワフルなサウンドを実現したハムバッキングピックアップとオリジナルのプリアンプを搭載します。
ピックアップはコイルタップといって、シングルコイルとして動作させることもできます。
サウンドの幅の広さ、力強さ、弾きやすさ、どれをとってもベースを始めるのには十分すぎるほどのクオリティです。
メタルやヘヴィロックはもちろん、ジャズにもピッタリだと思います。
Bacchus WJB5-BP
バッカスの最上位モデル、Woodlineの特徴を引き継いだ5弦のアクティブモデルです。
最近一新されたエレクトロニクスは端正なバランスのあるサウンドで、パワフルなサウンドを出力します。
オリジナルプリアンプは使いやすく、簡単にあらゆるサウンドを作れます。
ボディトップ材にはバールポプラと呼ばれる希少材が使われています。
通常このような木材は高価なモデルにしか使われないので、この点は大きな魅力だと思います。
サウンドがパワフルで音作りの幅が広いため、あらゆるジャンルで活躍できること間違いなし!
動画
まとめ
特に初心者の方におすすめのベースを紹介いたしました。
ブランドとしては、アイバニーズ、ヤマハ、スクワイヤー、バッカス、以上がおすすめだっていうことになりますね。
バッカス以外は世界的なブランドで、培ってきた知見や生産能力の高さから高いクオリティを有しているのではないかと思われます。
バッカスについては個人的によく知っているブランドで、その能力の高さやモノづくりの情熱を知っているので、おすすめリストに入れました。
もちろん掛け値なしに素晴らしいメーカーで、個人的にも所有していますし、GIBでもよく販売させて頂いています。
今回は新品のみを紹介しましたが、GIBの中古商品も非常におすすめです。
なぜなら、新品定価10万円の商品が3万円で買えることがあり、また全てのベースは詳細な状態解説と調整のうえ販売されるからです。
調整をしているものとそうでないものとでは演奏性に雲泥の差があります。
もちろんGIBで新品ベースの調整なども承るので、もしも「なんか弾きづらいんだけど、初心者だしよくわからない」と悩んでいたらご相談ください。
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