ベース弦のゲージ(太さ)の違いやそれぞれのメリット デメリット

こんにちは!Geek IN Boxの嵯峨です!

ベース弦太さってかなり多くのバリエーションがありますよね! でもみなさん結構適当に、なんとなく選んでませんか? 今回は弦のゲージに注目して、サウンドや演奏性について解説しようと思います!

弦についてはコチラの記事もオススメです!
ありすぎてわからない?ベース弦を選ぶための知識

目次

  • .045?.065?そもそもこの数字はなに???
  • ライト、ミディアム、ヘヴィ、様々なバリエーション
  • 太い方が低音が出る?ゲージによってかわるサウンド
  • 細い方が弾き易い?ゲージによってかわる演奏性
  • ゲージを変えたらベース自体の再セットアップが必要かも?
  • まとめ

.045?.065?そもそもこの数字はなに???

おそらく初心者の方にはよく分からない数字だと思います。ヨンゴーロクゴーなんていいますが、これは太さ(直径)を指しています。

この数字はインチの表記になっていて、.045は0.045インチ、日本流でいうと1.143ミリです。

45-105セットをミリになおしてみると……

45=1.143mm
65=1.651mm
85=2.159mm
105=2.667mm

定規と弦を見比べてみるとなんかそれっぽい気がしますね。この 45 65 85 105 は一般的にレギュラーゲージとされています。

ちなみにパッケージ上の表記の仕方はまちまちで、「45 65 85 105」もあれば、「.045 .065 .085 .105」もあります。

ライト、ミディアム、ヘヴィ、様々なバリエーション

弦のゲージには太さによって様々なセットがあります。ダダリオを例にして名称別にゲージを一覧にしてみました。

EXTRA SUPER LIGHT – 35 55 75 95
SUPER LIGHT GAUGE – 40 60 75 95
CUSTOM LIGHT GAUGE – 40 60 80 100
REGULAR LIGHT GAUGE – 45 65 80 100
REG LIGHT TOP / MED BTM – 45 65 85 105
MEDIUM GAUGE – 50 70 85 105
HEAVY GAUGE – 55 75 90 110

これだけ有る中で、定番はREGUILAR LIGHTとREG LIGHT TOP / MED BTM、MEDIUM GAUGE程度で、楽器店では他のゲージはなかなか見つけられないと思います。

ちなみにバランスドテンション、というものもあります。これは張力の差をできるだけなくし、格弦のフィールを均すことを目的にしています。

REGUILAR LIGHT GAUGEで比較すると、

・ノーマル 45 65 80 100
・バランスドテンション 45 60 80 107

と、2弦は細く、4弦は太くなります。これだけ張力の差があるということですね。最近の弦では更に細かいチューニングを施したものもあります。

FBASS 5string set Perfectly Balanced Set
43 63 85 102 128

Ken Smith Taper Core MEDIUM 5strings
44 63 84 106 130

普段レギュラーしか使わない方には目から鱗かもしれません。オススメです。

太い方が低音が出る?ゲージによってかわるサウンド

太い方が低音が出る、そんな都市伝説がありますが、それはウソです。

確かになんかそんな気がしますけどね、強そうだし。

でもウソです。

太い弦を張ることで、基音が強くなってサウンドの音程感や押し出し感が強くなります。細い弦は逆で、倍音が強くなってきらびやかで抜けの良いサウンドになります。

例えばロックバンドでガンガンエイトビートを弾いて低音を支えるサウンドには太めのゲージ、スラップでタッピングなんかのトレブリーな部分が必要なサウンドには細めのゲージの方が適しているといえるかもしれませんね。

決して太い弦を張れば太い音が出るわけではありません。

細い方が弾き易い?ゲージによってかわる演奏性

ゲージをかえると指に感じるテンション感が大きく変わります。ですのでフィンガーでバキバキ弾き倒すなら柔らかめの細いゲージ、ピックでハードに弾き倒すなら太いゲージが適しているかもしれません。

メーカーによってテンション感は様々ですが、これをゲージで補正するのもありですね。例えばエリクサーは少しテンション感が強いので、いつもよりも1つ細めのゲージをチョイスするといつものテンション感でプレイができます。

このようにゲージの変更によってイントネーションを補正するのも活用方法の1つです。

ゲージを変えたらベース自体の再セットアップが必要かも?

ゲージや弦の種類によって、オクターブ調整やネック調整をやり直す必要が出ることもありますが、大幅に変える(エクストラライト→ヘヴィ みたいな)ことがなければそこまで気にする必要はありません。

ただし、出来るだけ気にしなければならないのは、ナットの弦溝です。これも似たゲージならそのままいけるパターンが多いものの、大幅にゲージを変える場合には弦溝を修正したいところです。

弦溝が弦にマッチしていないと、ビビったり、ぷぁ~んと変な音が出たりします。

まとめ

ざっとまとめましょう!

太いゲージ → 基音が強くなる。テンション感がかたくなる。ダウンチューニングや8ビートピックガシガシ弾きにオススメ。

細いゲージ → 倍音が強くなる。テンション感が柔らかくなる。スラップやバキバキ弾き倒す指弾きにオススメ。

・大幅にゲージを変えたらナットの弦溝をチェック

以上、ゲージにはお気をつけて。

編集後記

Geek IN Boxで仕入れているStringjoyという新しい弦、アメリカでは流通していますが日本ではほぼうちだけの取り扱いです。超高品位な弦なので、ぜひ試してみてください。

販売ページ→CLICK

大手楽器店での販売、修理業務やプロベーシストのローディー経験の後に海外向けの小売業に従事。その後ベースショップGeek IN Boxを立ち上げ、現在はGeek IN Boxの運営の他にベースマガジンなどでの執筆を多数担当。

More columns

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でGeek IN Boxをフォローしよう!