Hartkeのベースアンプの特徴や歴史、オススメモデル

Hartke(ハートキー)は定番のAmpegFenderと並んで愛されるベースアンプです。
ソリッドで無骨な音色が人気に火をつけ、スタジオの常設アンプとして使用した人も多いのではないでしょうか?

今回はそんなハートキーの特徴や歴史、おすすめモデルなどを紹介いたします。

ハートキーの概要と歴史

創業者であるラリー・ハートキーは1971年に高校を卒業し、オーディオ技術者として有名なスチュアート・ヒーグマンに師事。
ライブやコンサートホールの音を自宅でも楽しめるハイクオリティな再生機器の製造を始めます。

その後ヒーグマンのもとを離れてからは、スタジオ用モニタのアルミコーンスピーカー製造を開始しました。

アルミ製のコーンは、紙製のコーンより約3.5倍早く音を伝えるられると言われます。
さらにコーンの強度が高いために歪みが少なく、余計な音の味付けがないことからよりピュアなサウンドを出力します。

1980年代にハートキーは高校時代からのバンド仲間と共にHartke Systems社を興し、本格的にアンプとキャビネットの製造を開始します。

革新的なアルミコーンの技術は現代に受け継がれ、近年では紙製のコーンも掛け合わせたハイブリッド型のスピーカーや、高性能なエフェクターを製造、販売します。

ハートキーのベースアンプの特徴

ハートキーアンプ最大の特徴は、キャビネットのスピーカーユニットの素材にアルミを用いたことです。
これにより中高音域がはっきりしたクリアでアタック感のあるサウンドを出力します。

また高評価を得るのはキャビネットだけの特徴ではありません。
同社のヘッドアンプはシンプルな操作性とクリアなサウンドで多くのミュージシャンに支持されています。

これらの技術は家庭用の小型コンボアンプにも流用されており、こちらもやはり高く評価されます。

おすすめのモデル

ハートキーはステージ用の大型ヘッドアンプ、キャビネットのほか持ち運びに優れた小型アンプ、家庭〜小型のステージ向けのコンボアンプなど幅広い製品を提供しています。

HA2500


スタジオでも目にする定番のヘッドアンプで、250Wの大出力で迫力あるベースサウンドを支えます。

プリアンプには真空管とトランジスタの2種類を使用し、それぞれの音色をブレンドすることで様々な幅の広いサウンドメイクを実現。

また、ヘッドアンプとしては珍しく本モデルにはグラフィックイコライザーが搭載されます。
これによってパラメトリックイコライザーでは難しい、細かな音作りをサポートされています。

ロック向けのラウドなサウンドから、スムースで繊細なサウンドまで、ベーシストの高い要求に高いクオリティで応える定番アンプです。


410XL V2

ヘッドアンプに必要不可欠なのがキャビネットです。
大出力のヘッドアンプのサウンドを支えるには、それに相応しいキャビネットが求められます。

410XL V2は10インチのアルミ製コーンを4発搭載した、400W出力まで対応するベース用キャビネットです。

ハートキーの特徴である中高音域のはっきりしたサウンドを最大限発揮しつつ、低音にはクリアさとパンチを付加します。


TX600

わずか3.2kgという軽量さを実現しながら、600Wという驚きの出力を持つヘッドアンプです。

使いやすいパラメトリックイコライザーを採用し、シンプルで直感的な音作りができます。

HAシリーズ同様ですが、このサイズでダイナミクスをコントロールするコンプレッサーが搭載されていることも特徴的です。
エフェクターがなくともベーシストが求める要素を一通り備えているのは嬉しいポイントだと思います。


HD500

500Wの大出力コンボアンプです。

ハートキーのアルミコーンに紙製コーンを掛け合わせたハイブリッド型のスピーカーであるHydriveスピーカーを採用。
フルチューブアンプのような温かみがありながら、バンドサウンドで埋もれない力強さを持つのが特徴的です。

500Wという出力を活かしてライブハウスやホールでの使用に適します。
また、AUXインプットとヘッドホンアウトプットを備えているために自宅での練習にも問題なく使える万能モデルだと言えます。


HD15

ハートキーのアルミコーンを自宅でも楽しめるよう、家庭練習用に最適化した15W出力の小型アンプです。

HDシリーズの1つであるこの機種も例に漏れず、紙製コーンとアルミコーンを掛け合わせたHydriveスピーカーを採用しています。

3バンドEQを備え積極的で細やかな音作りをサポートします。
わかりやすいサウンドと操作性は初心者ベーシストには非常におすすめです。


まとめ

ハートキーの概要・歴史から、ベースアンプの特徴、おすすめモデルなどを紹介致しました。

伝統のアルミコーンを現代に伝え現代の音楽シーンに合わせて進化を続けるその姿勢は、ベースアンプの定番の座にふさわしいと言えるのではないでしょうか。

ライブから自宅練習まで使用でき、その幅広いラインナップでベーシストの高い要求に応えています。
ぜひスタジオやライブハウスでハートキーサウンドを体感してみてください。





大手楽器店での販売、修理業務やプロベーシストのローディー経験の後に海外向けの小売業に従事。その後ベースショップGeek IN Boxを立ち上げ、現在はGeek IN Boxの運営の他にベースマガジンなどでの執筆を多数担当。Twitter : @SAxGA

 

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