tc electronicのベースアンプの特徴や歴史、オススメモデル

TCエレクトロニックと聞くとギターエフェクターを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか?

同社はエフェクターだけでなくスタジオ用音響機器の製造も行っており、スタジオやライブハウスの音響設備や、テレビ・ラジオ局でも機器が導入されるプロ御用達のメーカーです。
加えてベースアンプの製造も手掛けており、音楽シーンの最前線で活躍する多くのプロベーシストが愛用していることでも有名です。

今回はそんなTCエレクトロニックの特徴や歴史、おすすめモデルなどを紹介していきます。

TCエレクトロニックの概要と歴史

TCエレクトロニックは、1976年にデンマークでキムとジョンのリシホイ兄弟によって創業されました。
2人は元々ミュージシャンとして活動していた経験を活かして、ギター用エフェクターの製造をスタートさせます。

その後1985年にはラックマウント式のスタジオ機器などの開発も手掛け、デイビッド・ギルモアを始めとした多くのトップミュージシャンに愛用されることで、一躍スタジオ機器の定番となりました。

同社の製品はノイズが少なく、クリアなサウンドと高品質なことで有名で、高い技術力で独創的な機能を生み出していることから多くのプロミュージシャンから注目を集めています。

TCエレクトロニックのベースアンプの特徴

TCエレクトロニックのベースアンプは、楽器の個性や弾き手の技量がそのまま反映される素直な音が特徴です。
つまりアンプによる余計な味付けがないため、プレイヤーが出したい音を正直に伝えてくれます。

また、音の立ち上がりがスピーディなことから、細かなフレーズでも音がぼやけることはありません。
豊かな中音域でバンドサウンドの中でも埋もれず、くっきりしたサウンドを作り出せます。

音色だけでなく多機能ながらシンプルな操作性を実現させており、つまみを回すだけ、ボタンを押すだけ、という直感的な操作でベーシストの頭を悩ませることはありません。

おすすめのモデル

TCエレクトロニックでは、ヘッドアンプとキャビネットを組み合わせるスタックタイプと、それらが一体化したコンボタイプの2種類のアンプがリリースされています。
その中から特におすすめの機種を5つご紹介します。

RH750

小さな筐体ながら、通常で750W、ピークで1200Wの出力を誇るハイパワーのベースアンプです。
EQのミドルコントロールが「ローミッド」と「ハイミッド」に分かれた珍しい4バンドEQを備えます。

サウンドはクリアで速く、倍音をそのまま表現する素直な特性。
余計な味付けが少ないこの特性を多くのプロミュージシャンが支持しています。

機能面ではアンプのセッティングを最大3つまで保存できるプリセット機能を有しており、音色やベースの持ち替えによる設定変更をボタン操作で瞬時に行えます。
また、6弦ベースまで対応できるチューナーも内蔵しているため、ペダルボードにチューナーを組み込む必要もありません。


Blacksmith

1600Wという驚異の出力を誇る大規模ステージ用のアンプヘッドです。

プリセット機能は標準装備で、他にもチューブアンプのような暖かな音色と自然なオーバードライブサウンドを再現する「チューブトーン」機能を搭載しています。

EQはRH750と同様にミッドコントロールが「ローミッド」と「ハイミッド」に分かれた4バンドEQを採用しています。

TCエレクトロニックが持つ最新の技術が惜しみなく投入された、ベースヘッドアンプの決定版にふさわしい製品となっています。

RS410

600Wの出力まで対応可能なベースキャビネットです。

スムースでスピーディな立ち上がりと、タイトなレスポンスで迫力あるサウンドを実現します。
同社のRS210/RS212や同製品をもう1つ使用してのスタックも可能で、高出力なアンプヘッドにも対応できます。

また、横置きと縦置きの2通りの置き方が可能で、置き方の違いによる音色のコントロールや幅広い用途での使用ができます。


BH800

既存のBH250の軽量設計思想を受け継ぎ、その上で総出力800Wものパワー増強が行われた機種です。

EQはミッドコントロールがローとハイに分かれた4バンドEQによる積極的な音作りを可能にします。
また、同社独自のテクノロジー「トーンプリント」に対応し、ベース用にチューニングされたエフェクトデータをベース本体にダウンロードができます。

ダウンロードに必要なトーンプリントファイルは、無料アプリかUSB接続によって使用できます。


BG250-208

同社の製品の中で最も軽量で小型のコンボタイプアンプですが、それでいて250Wの出力を誇ります。
トーンプリント、チューナーは標準装備でヘッドホン端子もついていることから、自宅でエフェクターボードなどの機材を広げなくとも、これ1台あれば省スペースで練習可能です。


まとめ

TCエレクトロニックの特徴や歴史、おすすめモデルなどを紹介致しました。

同社の送る製品ラインナップは、どれもユーザー目線に立ったシンプルな操作性と独自技術を盛り込んだ高い機能性を両立させています。
音楽業界の最前線で活躍するプロベーシストの高い要望に応え続けているTCエレクトロニックのベースアンプを、ぜひご自身で体感してみてください。

大手楽器店での販売、修理業務やプロベーシストのローディー経験の後に海外向けの小売業に従事。その後ベースショップGeek IN Boxを立ち上げ、現在はGeek IN Boxの運営の他にベースマガジンなどでの執筆を多数担当。Twitter : @SAxGA

 

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