ベースの音を手軽に、しかも大きく変えられるのが弦の交換です。しかし、ベース弦はメーカーや素材、ゲージ(太さ)の種類が多く、「結局どれを選べばいいの?」と迷ってしまう方も多いでしょう。
この記事では、ベース専門店Geek IN Boxがベース弦の選び方と、定番から個性派までおすすめのベース弦を紹介します。

Stringjoy / JBN4LT 4st E.Bass Light (Nickel)(Geek IN Box取り扱い品)
ベース弦の選び方
1. 素材:ニッケルかステンレスか
- ニッケル:温かみのある、バランスの良いサウンド。指への当たりが柔らかく、フレットの摩耗も少なめです。迷ったらまずはニッケルがおすすめです。
- ステンレス:明るくきらびやかな、アタックの強いサウンド。スラップとの相性が良く、音の劣化もゆるやかです。一方で、フレットが減りやすい傾向があります。
2. 巻き方:ラウンドワウンドかフラットワウンドか
- ラウンドワウンド:表面がザラザラした一般的な弦。倍音が豊かで、ほとんどのジャンルに対応します。
- フラットワウンド:表面が平らに仕上げられた弦。倍音が少なく、太く丸い「ボンッ」というヴィンテージサウンドになります。モータウンやソウル、ジャズなどで好まれます。
3. コーティングの有無
弦の表面を薄い膜でコーティングしたコーティング弦は、汗や汚れによるサビを防ぎ、明るい音が長持ちします。価格は高めですが、交換頻度を減らせるため、トータルではお得になることもあります。
4. ゲージ(太さ)
4弦ベースでは45-105(ミディアム)や45-100(ライト)が標準的です。細いゲージは押さえやすく音が明るめ、太いゲージは張りが強く音が太くなります。ゲージの違いはベース弦のゲージの違いの記事で詳しく解説しています。
5. スケールの確認を忘れずに
ベース弦にはロングスケール・ミディアムスケール・ショートスケール用があり、楽器に合わないと長さが足りなかったり、細い部分がペグにかかったりします。購入前に、お使いのベースのスケールを確認しましょう。
おすすめのベース弦
D’Addario / EXL165・EXL170(ニッケル)
世界中で使われている定番中の定番。クセのないバランスの良いサウンドで、価格も手頃です。初めての弦交換や、基準となる弦を決めたい方に最適です。EXL170は45-100、EXL165は45-105のゲージです。

D’Addario / EXL170S Nickel Wound Bass Light 45-100 Short(Geek IN Box取り扱い品)
Ernie Ball / Slinkyシリーズ(ニッケル)
ロックを中心に多くのベーシストに愛用されている定番弦です。明るく元気なサウンドで、ピック弾きとの相性も良好です。
Elixir / NANOWEB(コーティング)
コーティング弦の代表格。明るいサウンドが長く続くのが最大の魅力で、弦交換の頻度を減らしたい方におすすめです。当店のELIXIR NANOWEBのレビュー記事もご覧ください。
Rotosound / Swing Bass 66(ステンレス)
ステンレス弦の元祖とも言える歴史ある弦。ギラッとした硬質なサウンドで、スラップやロックで存在感のある音を出したい方に向いています。
DR / Sunbeam・Hi-Beam
丸い芯線(ラウンドコア)を採用した弦で、しなやかな弾き心地が特徴です。Sunbeamはニッケルで温かみのある音、Hi-Beamはステンレスで明るい音です。
Ken Smith / BURNERS
ハイエンドベースブランドKen Smithが手がける弦。ハイファイで輪郭のはっきりしたサウンドが特徴で、アクティブベースやハイエンドベースのポテンシャルを引き出したい方に人気です。

Ken Smith / BURNERS(nickel roundwound)(Geek IN Box取り扱い品)
Stringjoy(ナッシュビル発)
アメリカ・ナッシュビルで一本ずつ手作業で作られている弦ブランド。ニッケルとステンレスのラインナップがあり、自然で弾きやすいテンション感が魅力です。Geek IN Boxでも取り扱っています。
フラットワウンド:D’Addario Chromes / La Bella Deep Talkin’ Bass
ヴィンテージサウンドを狙うならフラットワウンド。D’Addario Chromesはなめらかで扱いやすく、La Bellaのフラットワウンドは往年のモータウンサウンドを思わせる太く丸い音が魅力です。
弦の交換時期の目安
弾く頻度にもよりますが、週に数回弾く方なら1〜3か月がひとつの目安です。音のハリがなくなった、チューニングが安定しない、弦の表面がサビてきた、と感じたら交換のサインです。交換の手順はベースの弦交換ガイドで解説しています。
まとめ
ベース弦は、素材(ニッケル / ステンレス)、巻き方(ラウンド / フラット)、コーティングの有無、ゲージの4つで選ぶのが基本です。迷ったら、まずは定番のニッケル弦を基準にして、そこから好みの方向へ試していくのがおすすめです。
弦の違いによる音の変化は、ベース弦の種類で音がどう変わるのか検証した記事でも紹介しています。Geek IN Boxでは、さまざまなベース弦を取り揃えています。
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