5弦ベースを研究し尽くした楽器屋店員がおすすめしたいモデル6選

こんにちは、Geek IN Boxの嵯峨です!

僕は個人的に5弦ベースが大好きで、これに関連したコラムをベースマガジンなどの雑誌、GIBのメディアやAll Aboutなどのウェブメディアで書くこともあります。

今までにあらゆる5弦を買いは売り、研究を重ねてきました。

そんな間にもメーカーの技術や完成度は日進月歩、非常に速いスピードで進歩を遂げており、新たなモデルが次々に登場します。

こちらの記事では”今”あえておすすめしたい5弦ベースを初心者の方、中級者以上の方それぞれに紹介します。

Contents

初心者でも5弦を使っても良い?

「4弦すらまともに弾けないのに5弦とか プゲラ」

みたいな人もいますが、そんなことは気にしなくていいです。

難易度に差はありませんし、もしも弾きたい曲や尊敬するベーシストが5弦ベースを使っていて同じスタイルで上手くなりたいのであれば、むしろ最初から5弦を使うのが近道だと思います。

ただし、安価なベースでは5弦ベースとして最低限の機能を持たない、クオリティが足りないものもあるので選ぶ際には注意が必要です。

初心者におすすめの5弦ベース

初心者の方におすすめしたい、という点で以下を重視しました。

  • 価格が高すぎない
  • 品質が悪くない
  • 汎用性がある

実際にリペアや販売で扱って「これは良い」と思ったものばかりです。参考にしてみてください。

Woofy Basses

ベース専門店Geek IN Boxが自身で製造することで、製造から販売までの商流を減らし、圧倒的なコストパフォーマンスを実現しました。

ブリッジやナット、PUなどは日本国内で専門の職人がハイエンドベースと変わらない姿勢で調整。
さらに、電気周りはBelden、Switchcraft、Kesterといった一流パーツで日本の職人が組み込み。

価格は29700円からです。

Woofy Basses在庫一覧

Bacchus WJB5-BP


長野は松本を拠点にして高品質なギター・ベースを製造するブランドがバッカスです。

こちらはバッカスのエントリークラス向けのラインで、同価格帯に対して非常に高いクオリティを持つことで有名です。

最上位機種であるWOODLINEを元にしたスリムなボディ、エキゾチックなルックスを演出するバールポプラ、パワフルなサウンドを作るアクティブプリアンプが特徴です。

オリジナルピックアップ及びプリアンプのデザインが秀逸で、音の幅が広くありつつも端正なまとまりのあるサウンドはロックやポップスなどジャンルを限らずに活躍が期待できます。

カラーはたくさんあるので、自分にぴったりの1本を探してみてください!





YAMAHA TRBX305


日本のギター黎明期から業界を支えてきたヤマハのオリジナルモデルです。

5弦モデルを作ることを前提にデザインされているため、ローBの振動や再生能力には疑いなし。

2基のパワフルなハムバッキングPUと、奏法に最適化されたトーンを瞬時に呼び出すパフォーマンスEQスイッチによって様々なサウンド出力します。

またナット幅は比較的狭めに作られているために4弦との持ち替えが楽で、身体には最小限の負担しかかけません。




Ibanez SR305


海外のミュージシャン達からも絶大な支持を得る、日本を代表するギターブランドアイバニーズの5弦ベース。

あらゆるハードウェアをオリジナルで製造するため、トータルで完成度の高いデザインが施されています。

SRシリーズはスリムなネックとコンパクトで身体にフィットするボディが特徴的です。

それぞれが非常に小さい分、ネックは5ピースの堅牢なラミネートタイプ、ピックアップ及びプリアンプは非常にパワフルになっているためにサウンドはパワフルです。

このバランス感覚の良さがSRシリーズの大きな魅力だと言えます。


中級者以上におすすめの5弦ベース

既に5弦ベースを使っていて次のステップアップに、プロの現場ですぐに使えるものを探している方に、クオリティのある5弦ベースをおすすめします。

Sadowsky Metroline MV5


ニューヨークのセッションミュージシャンを長年にわたって支える名門サドウスキーの日本製モデル。

アンサンブルの中で絶妙に抜ける帯域を突くプリアンプと、ノイズが少なく端正なサウンドのピックアップは非常に上質なサウンドを出力します。

この点はアメリカ製造のモデルと同様のスペックです。

世界的に評価されている5弦ベースです。マストで試しましょう。


YAMAHA TRB1005


TRBシリーズはBBシリーズに並ぶフラッグシップモデルとして、世界中のミュージシャンに高く支持されています。

35インチのスーパーロングスケールを使用することを前提として、ネックの材質やボディサイズなどがデザインされています。

ネックはメイプルとナトーの5ピース、ボディにはアルダーをメインに採用されています。

とにかく骨太でハンマーでアンサンブルを殴りつけるようなサウンドが特徴的で、ジャズやポップスはもちろんメタルのような激しいアンサンブルでも高い性能を発揮します。

ジャズの巨人ジョン・パティトゥッチのシグネイチャーモデルはこのTRBを元にしてデザインされています。

それほどに高く評価されているモデルだということですね。


Atelier Z M-265


70年代のフェンダージャズベースを元にして所謂NYサウンドの再現をテーマにしているのがこちらのMシリーズです。

大きめのフレットを使用し、高い精度で組み込まれているためにウルトラスムースな弾きやすさが大きな特徴です。

オリジナルピックアップに、バルトリーニXTCTプリアンプをあわせられています。

クリアでパワフルなサウンドはフィンガーはもちろんスラップサウンドにおいても非常に有効で、プロのステージでその信頼性の高さは保証されています。



まとめ

初心者の方と中級者以上の方、それぞれにおすすめの5弦ベースを紹介しました。

どれもが実際に僕が触っていいものだと判断したものばかり。

ぜひ試してみてください。

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