こんにちは!嵯峨駿介です!
みなさんスムーステーパーボリューム化改造ってご存知ですか?
・・・説明しよう!
スムーステーパーボリューム化改造とは
ギターのボリュームをまわすと最後のあたりで急激にボリュームが変化したり、1~5あたりだけで音量がほとんど変化しきってしまう。
そんな悩みを解決するのがスムーステーパーボリュームである。
聴覚上ボリュームの回し加減と変化の仕方が同じになるように、ポットのカーブを調整してしまうのだ!
詳しくはこちらを。
スムーステーパーボリュームのすゝめ
今回は、パーツの選び方の参考になるような、嵯峨調べの各社のパーツの値を大公開します。
上の記事では
250kΩのポット → 240kΩの抵抗
500kΩのポット → 470k Ωの抵抗
1MΩのポット → 910kΩの抵抗
だいたいこんな感じで選択することが多いです。
コンデンサは好みに合わせて220pF〜910pF程度。
と書いていますが、実際にメーカー達はどうしているのでしょう!
じゃん
250kΩ Aカーブポット用
ダンカン 抵抗 100kΩ コンデンサ0.002μF
キンマン 抵抗 130kΩ コンデンサ0.0012μF
ヒューマンギア 抵抗 220kΩ コンデンサ0.0025μF
フェンダー 抵抗 220kΩ コンデンサ680pF
スチュマック 抵抗 150kΩ コンデンサ0.001μF
500kΩ Aカーブポット用
ディマジオ 抵抗 330kΩ コンデンサ560pF
ヒューマンギア 抵抗 220kΩ コンデンサ250pF
これら、参考になると思うのでリペアマン見習いの学生達はメモとブックマークしてください。
こう見てみると、メーカーによって結構値が違いますよね。
ボリュームをスムーズにする、というだけでもパーツのチョイスにこんなに差があります。
Geek IN Boxでこの改造をする時には、僕がそれぞれのピックアップ、ボリュームポット、それらの個体差に合わせたチョイスをします。
ボリュームポットって数kΩの誤差は当たり前にあるし、抵抗やコンデンサなどの電子パーツにも誤差があります。
とはいえ、スムーステーパーボリュームはあくまで聴覚上の問題を解決するためのものです。
最終的には数値の誤差は関係なく、人の耳で最もマッチする組み合わせを決めていくのが大事です。
みなさんも自分でスムーステーパー化改造にチャレンジをする時には、色々な値のパーツを用意して試してみてください。
これぞ、エレキギターの楽しみ方でしょう(違う?笑)
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