「ベースを弾いてみたいけど、ベース本体以外に何をそろえなければならないのか?」という悩みは、楽器を始めようとしている人にとっては大きな問題でもあります。
今回は初心者ベーシストが、ベース本体とともに備えておくべきアイテムを解説します。
ベースアンプ
エレキベースは、アンプを通すことでその楽器本来の音を鳴らすことができます。
そのため小さくてもかまわないので練習用のベースアンプを揃えておきましょう。
練習時には極力アンプを通して、自分の演奏により「どのような音が出るか」を確認しながら練習をしましょう。
もしも音が出せない場合(夜間の練習や近隣環境のため)、ヘッドホン端子が付いているものを選ぶといいでしょう。
基本的に音出しが難しい状況であれば、ヘッドホンアンプと呼ばれる、ヘッドホンで音を聞くためだけの機材もおすすめです。
おすすめアイテム
VOX Pathfinder Bass 10
ロングセラーを続けているVOX Pathfinderシリーズのベースバージョン。
ミニコンボアンプながら5インチのスピーカーを2基搭載し、迫力のあるサウンドを鳴らすことができます。
10ワット出力、Volume、Drive、2トーンコントロールにBrightスイッチ、さらにヘッドフォン出力と家での練習には十分な機能を備えつつ、どんな奏法にも対応するサウンドレンジの広さが魅力です。
価格は5000円ほど
Phil Jones Bass nanobass X4
トッププロベーシストから支持されるPhil Jones Bassの小型アンプ。
Bluetoothによってスマホなどと連携し、音楽を流しながらの練習が可能。
音質は最上級で、あなたの愛機の実力を最大限に引き出してくれます。
非常に小型であることも特徴的で、デスクの上にポンとおけてしまいます。
価格は35000円ほど。
Valeton Pocket Amp Rushead Bass RH-4
中国の最新技術が詰まったヘッドホンアンプ。
必要十分な機能を備え、十分に練習が可能です。
最近の中国系の機材はクオリティが高くなりましたね。
価格は4400円。
シールド
アンプやエフェクターとエレキベースの接続にはシールドケーブルと呼ばれるケーブルが必要です。
価格は1000円ほどから数万円までピンキリですが、練習だけでいいなら1000円ほど、もしもライブなども視野に入れているのであれば3000円からの価格帯で選ぶのがおすすめです。
おすすめアイテム
Fender Original Series Instrument Cable, 10′, Surf Green
フェンダーはエレキギターのトップブランドです。
そのフェンダーブランドから発売されるシールドケーブルがこちら。
非常に安価でありながら、高い質を実現しています。
もっと安価なものもありますが、せめてこのラインよりも上のものを選びたいですね。
CANARE PROFESSIONAL CABLE G03 Red 3m
カナレは日本のスタジオで深く愛されているブランドです。
このケーブルを基準としているエンジニアの方も多く、それだけ信頼があります。
それでありながら、価格も抑えられているのが素敵なポイントです。
KAMINARI K-BC3LS Electric Bass Cable 3m
KAMINARIは日本のブランドで、非常にユニークな製品作りが特徴的です。
こちらはベース専用のケーブルで、King Gnuの新井和輝さんなどが愛用しています。
ストラップ
立ってベースを演奏するのに必要なのがストラップです。
ストラップは単純な見た目の他にも、幅や素材など、重要なポイントがいくつかあります。
幅広であればあるほど、体への食い込みが少なく、負担が減ります。
また、柔らかな素材の方が違和感を覚えづらく、快適に演奏ができます。
おすすめアイテム
Fender Monogrammed Strap
フェンダーブランドのストラップです。
プロにも愛用者が多く、この美しいモノグラム柄は人気があります。
もっと安価なものもありますが、せめてこのクラスからのものをおすすめしたいです。
1000円前後のものは単純に耐久性に難があるものが多いからです。
LK STRAPS
LK STRAPSはNYでハンドメイドされています。
愛用しているミュージシャンはマーカス・ミラーやあいにゃん(サイレントサイレン)など、多岐にわたります。
ベースのメンテナンス〜
ストラップはLK STRAPSのもので、
ニューヨーク、ブルックリンにてハンドメイドされている完全限定モデル‼︎✨
太くて肩が疲れないのと、レザーなのでヘッド落ちしなくて安定して弾けそうです@Geek_IN_Box pic.twitter.com/5pPEK9PQgu— 山内あいな(SILENT SIREN Ba.) (@aina0703) April 14, 2022
黄身と白身があるから
あとネギと醤油が欲しい! pic.twitter.com/Xxs2Me2vLx
— 鈴木 渉 (@watarumble) April 14, 2022
ERGOSTRAPS
ERGOSTRAPSはチリで高品質なストラップをハンドメイドしています。
表面は手触りが良く、中にはパッドが入ることで体への負担を最小限に抑えてくれます
ヴィクター・ウッテン、森多聞さんなど、多くのアーティストが愛用しています。
インスタにてYap!!!メンバーで新譜の演奏しています♂️
詳しくは公式アカウントをフォローして頂けますと嬉しいです‼️
こちらでは別ver.を貼ってみるhttps://t.co/hDOAocINrc#Sadowsky #Bass#Vivie #ERGOSTRAPS pic.twitter.com/aqlcVZQhbf— 汐碇 真也/ベーシスト (@shinya_bass) April 2, 2020
ベース専門店Geek IN Boxで販売されているこちらのストラップを使わせていただいています。
ERGOSTRAPSというメーカーのストラップですが、もう見た目で勝ちでしょ!!!ベーシストにはマストなストラップ!肝心の体へのフィット感なども抜群です!https://t.co/vEYswN7xdt#GeekINBox#ERGOSTRAPS pic.twitter.com/ZbuVbLeZoV
— 森多聞 (@tamon_mori) January 29, 2020
ベースケース
ベースを持ち運ぶのにはケースが必要です。
ぶつけてしまった時に中身が破損しないように、ある程度の厚みが必要です。
おすすめアイテム
Ibanez エレキ・ベース用 ケース IBB541
ツートーンで構成された個性的なデザインが目を引くルックスが特徴的。
4種類のカラーが用意されており、自分の好みに当てはまるものを探せます
また1.39㎏と軽量ながら、15mm厚のハード・クッション(POWERPAD)を底面と側面に使用。
底面はさらに10mm厚のPOWER PADを追加した頑強なダブル・クッション構造を採用しています。
見た目だけではなく、楽器の保護機能も充実した製品です。
MONO M80 Bass Guitar Case BLK
MONOはプロミュージシャンからの採用率の高いバッグブランドです。
飛行機での移動にも安心して使用可能。
もしも最上級のベース用バッグが欲しいと思ったら、これを選ぶべきです。
チューナー
ベースの音は自分で正しくチューニングする必要があります。
常に正しいチューニングでベースを弾く必要があるので、チューナーは必須アイテムと言えます。
おすすめアイテム
KORG ギター/ベース用チューナー GA-2
チューナーに最低限必要な基本的な機能を過不足なく搭載したモデル。
コンパクトなボディに音名/弦名表示を大きく見やすくした液晶針式メーターを採用し、初心者でもチューニング状況が確認しやすくなっています。
また開放弦の半音~一音下げにも対応するクインタ・フラット・チューニング・モード機能や、標準チューニングから微妙にずらされたチューニングにも対応する機能も有しており、さまざまな演奏シーンで使用することができます。
tc electronic UNITUNE CLIP
クリップチューナーと呼ばれるタイプの製品です。
ケーブルが不要で、ヘッドに取り付けるだけでチューニングが可能。
その手軽さから、非常に人気があります。
もっと安価なモデルもありますが、こちらの製品は明らかに見やすく、精度が高く、優れた性能を持ちます。
スタンド
楽器を保管するのに必要なのがスタンドです。
スタンドはなくても、ケースに入れて保管すればことは足りるかもしれません。
しかし、スタンドに楽器が置かれているとパッと手に取って弾けます。
意外とケースから出して弾くのは面倒ですし、インテリアにもなるので保管にはスタンドを使うのがおすすめです。
おすすめアイテム
GIBベーシック GS-1 Guitar Stand
エレキギター、エレキベース、アコースティックギター、様々なギターを立てられるギタースタンドです。
必要最低限の機能を詰め込み、価格は1000円以下です。
また、3本立てや5本立てのような複数本に対応したものもラインナップしています。
H2 まとめ
ベース楽器のアクセサリーは、製品によっては安価でデザイン的な印象を大きく変える要素にすることもできるため、楽器を弾くこと以外の楽しみも与えてくれるものにもなります。
ただし製品によって価格帯もさまざまですが、少し高めのものでもしっかりとした機能性があるものを選びましょう。
しっかりしたものを選ぶことで、弾いていても疲れない演奏環境やイメージどおりの音の出る環境を用意することができれば、楽器を弾くことも楽しく感じられ、それだけ上達も早くなる可能性があるからです。
気になる製品をチェックし、自分の好みや目的に合ったものを選べば、あなたの楽器ライフはさらに楽しいものになるでしょう。
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