こんにちは、嵯峨駿介です。ピックアップにはシングルコイルPU、ハムバッキングPU、と大きく分けて2つの種類のピックアップがあります。
また、さらにそのハムバッキングPUは多くの配線の仕方があります。一般的なハムバッカーといえばこんな形ですね。

このタイプのPUの多くは2つのピックアップがシリーズ(直列)接続という繋ぎ方をされています。昔、小学生の理科の実験で電池を直列にしたり、並列にしたりして電球を光らせる実験をしたことがあると思います。
直列にしたら電球の明かりは強くなりましたよね。ピックアップも同じです。音量が上がります。これはあくまでポピュラーな配線方法であり、ハムバッカーは実は3種類のサウンドを出すことができます。(ほんとはもっと色々出ます)
まず1つめ
シリーズ(直列)
これは説明した通り、一般的なハムバッキングピックアップのサウンドです。ミドルが出て非常にパワフル。ちなみにプレシジョンベースは2つのコイルをシリーズで配線しています。(ということはパラレルの音も出せるってことですね)

次に2つめ
パラレル(並列)
これは2つのコイルを並列に繋ぐ配線方法です。シリーズと比べるとレンジが広くてパリッとしたサウンド。例えばミュージックマンスティングレイはピックアップはパラレルでの配線です。
ちなみにジャズベースってピックアップ2つついてるじゃないですか? あれパラレルです。ってことはシリーズ接続もできるってことですね。それを利用してブーストスイッチ、なんてのも一時期流行りました。

ただし、シリーズで接続するとピックアップのバランスは変更できません。
最後に3つ目
タップ
これは2つあるコイルの片方だけを鳴らす配線です。つまりシングルコイルピックアップとして動作させる、ということですね。
先の2つと比べると音量はやはり小さく、ノイズが多く、ハイのたったサウンドです。

これらのワイヤリングを知っていると、電装系のカスタムの幅がグッと広くなります。
例えば、
ストラトのセンターとリアをシリーズで繋げるスイッチをつけて、仮想リアハム!
プレシジョンベースのPUの接続をパラレルにするスイッチをつけて、パリッとしたスラップを!
スティングレイのPUをシリーズ接続にするスイッチをつけて、さらにブースト!
無限にありますね! G&LのL2000の一部のモデルではフロントとリア、それぞれのハムバッカーをシリーズ、パラレル、タップで切り替えることで実に11種類のサウンドバリエーションを誇ります。
電気の力を使えるのがエレキベース、エレキギターの大きなメリットです。これを利用しない手はないでしょう!
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