セットアップメソッド2

こんにちは、嵯峨です。

前回こんな記事でした。


セットアップメソッド1

今回はセットアップメソッド2、です。

今お話ししているセットアップの手順は以下を例に挙げています。
1、チューニングをする

2、ネックの反り具合を調整する

(チューニングをする)

3、弦高を調整する

(チューニングをする)

4、オクターブピッチを調整する

(チューニングをする)

5、ピックアップの高さを調整する

前回は2のネックの調整で終わってしまいました。(長すぎて)

さて、ネックの反り具合を上手く調整が出来たら、次にいよいよ

3、弦高の調整

です。

この調整の加減ひとつで演奏生はもちろん、サウンドにも大きな影響を与えます。

(あとここの雑さ加減で性格までわかります)

ネジを回す前に

弦高ってなんだと思いますか?

最終フレットでの弦とフレットの隙間だ!

という人もいれば

ハガキ2枚分だろうが!!!

という人もいます。

一般的に使われるのが、12フレット上での弦の下端からフレットの上端、という基準なのでここではその基準でお話を進めていきます。

僕が基準としている弦高はこんな感じです。

 

1弦で1.5mm、4弦で2.0mm、5弦で2.3mm

これくらいの弦高までセッティングを攻める事が出来たら精度的な意味では必要十分かな、と思います。

2弦と3弦は1弦から4弦の弦高に向かって段々高くします。
実際に、一般的な弦高としては、

1弦で1.8~2.0mm、4弦で2.3~2.5mm、5弦で2.5~2.8mm

くらいでしょうか。(普通の歌伴ベーシストとか。)

僕自身以前は、弦高を下げたセッティングで弾いていました。

でもそれを考え直す機会があって、それ以来ちょうど上記くらいの弦高にしました。

ある日先輩のリハトラ(リハーサル現場の代役)で初めて経験するような大きい現場に入りました。

これまた初めてラインで自分の音をモニターしたのですが、前日弾いていた先輩の音に比べて随分しょぼくて(泣 )

その先輩のセッティングを元に上記の弦高にしました。

今思えば弦高よりも腕の問題だったんですけど、確実に出音に影響する部分だなと、再認識した事件でした。

もちろん弦高を下げてエフェクターやアンプで補正していくのも正解の1つです。

ちょっと特別な理由として、5弦ベースに関してはあまり弦高を低くしすぎない方がいいかなと思います。

実際に弦高を上げた結果、B弦も思いっきり弾けるようになりました。

最低限のバランスを取りながらB弦をしっかり弾けるくらいの弦高に設定できるのが、例の、

1弦で1.8~2.0mm、4弦で2.3~2.5mm、5弦で2.5~2.8mm

くらいかなと、思います。
MTDやKen Smithのようなベースはもう少し下げられます。

構造が全く違うのでJBのような楽器とは並べて考えられないのでなんとも言いづらい部分ではありますが。

 

 

ちなみにギターの弦高も基本的には

1弦で1.5mm~6弦で2.0mm

くらいに設定しています。

Ibanezやsuhrみたいなモダンなギターはもう少しフラットに低めにしたり、クラシックなテレキャスターだともう少し高めにしたり、というところをプレイヤーに提案して微調整していきます。

ガツーンと弾けた方が良いギター、サラッと弾けた方が良いギター、もちろんベースも含めて楽器やプレイヤーによって適したセッティングは無限にあります。

そこらへんを見極めてプレイヤーの好みも考慮したセッティングが出来たらとても良いですね。

 

また長くなってしましました。

それではまた。

続きはこちら


セットアップメソッド3

大手楽器店での販売、修理業務やプロベーシストのローディー経験の後に海外向けの小売業に従事。その後ベースショップGeek IN Boxを立ち上げ、現在はGeek IN Boxの運営の他にベースマガジンなどでの執筆を多数担当。

More columns

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でGeek IN Boxをフォローしよう!