ベースの音作りにおすすめ! コンプレッサーの設定方法やコントロールの種類、初心者おすすめのモデルを紹介!

ベースを始めて数カ月がたつと、エフェクターに興味がわくかと思います。

ベースのエフェクターとしてはコンプレッサーが1台目におすすめされることが多く、実際に実用的なエフェクトペダルでもあります。

しかし初めてエフェクターを買う人にとっては、コンプレッサーといってもどういった機能を持つものなのかは理解しづらいのではないでしょうか?

そこで今回は、コンプレッサーの概要や使い方を解説し、初心者の方におすすめのモデルを紹介いたします。

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ベースの音作りで劇的な効果を発揮! コンプレッサーの使い方

コンプレッサーとは?

 

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まず、はじめにコンプレッサーというものがどのようなものなのかを理解していただきたいです。

コンプレッサーの機能は、簡潔に言うと大きな音と小さな音のサウンドレベル(音量)を均すものです。

これを使うことでサウンドはタイトさが増し、音程感も強くなってベースラインが際立ちます。

しかし、ともすると表現力がなくなってしまい無機質なサウンドにもなってしまいます。そのために「へたくそがつかうもの」と揶揄されることもありますがそんなことはありません

コンプレッサーの特性を理解して、上手く使えれば音の質が一段階も二段階も向上する、非常に有用なエフェクターなのでぜひ使いこなしたいですね。

レシオ?アタック?難解なコントロールについて

 

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コンプレッサーのコントロールは他のエフェクターに比べると独特のものが多く、これが使いづらさの原因にもなっています。以下で解説します。

スレッショルド

スレッショルドとは、どれぐらいの音量になったら音を圧縮し始めるか、というコントロールです。

例えば、特別に音量が大きくなってしまうスラップのプルにだけコンプをかけたい、なんてことに使えるわけですね。

レシオ

レシオとは、スレッショルドを超えた音をどれぐらい圧縮するか、というコントロールです。

レシオが”3:1”ならスレッショルドを超えた時点からの音量が1/3になります。レシオを上げると当然コンプとしての効きは強くなるので、慎重に設定しましょう。

アタック

アタック(アタックタイム)とは、音が鳴り始めてからどれぐらいの時間から圧縮をスタートするか、というコントロールです。

アタックを速くすると音の立ち上がりからバキッと潰れ、逆に遅くするとナチュラルなアタックが得られます。

例えば、スラップでバキッとしたコンプをかけたければアタックタイムを速くして、ナチュラルに音を整える用途であればアタックタイムは遅くした方がベターです。

アタックを速くすると音の立ち上がりのコンプ感が増す、と考えてください。(当然全体的なコンプ感も増します。ナチュラルにしたければ遅くする!)

リリース

リリース(リリースタイム)とは、音が減衰してスレッショルドを下回った音に対してどれぐらいの時間コンプをかけ続けるか、というコントロールです。

リリースを速くするとナチュラルで歯切れの良い音が得られ、逆に遅くするとサスティーンが長く感じられ、音には太さが出ます。

例えば、パコっとした強めのコンプ感を得たいのであればこれは遅く、逆にナチュラルなニュアンスにするのであれば速くした方がベターです。

リリースを速くすると減衰時のコンプ感が薄まる、ナチュラルになると考えてください。(当然全体的なコンプ感は薄まります。強めたければ遅くする!)

おすすめのセッティング方法

 

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まずはスレッショルドは通常のピッキングよりも少し強いくらいで反応する値にして、レシオの値を探ります。

次にアタックタイム、リリースタイムを設定していきます。強いコンプレッションが欲しいのなら「速いアタックと遅いリリース」、ナチュラルなコンプレッションが欲しいのなら「遅いアタックと速いリリース」です。

スラップ時のみ音作りの一環として、ということであれば前者、かけっぱなしでナチュラルな補正に、ということであれば後者がおすすめです。

それらを設定した後、スレッショルドを再設定します。ナチュラルなコンプレッションを得たい場合のコツは強いピッキングの時にかかるようにすること。

普段のピッキングと想定出来る音量の大きいピッキングを繰り返しながら慎重に設定しましょう。

ペダル型のコンプではここまで詳細なコントロールがないこともありますが、原理としては以上の通りです。これを理解していれば必ず上手くセッティングできるはず!

オススメのベースコンプレッサー

AGUILAR / TLC COMPRESSOR


高品質なアンプを製造するメーカーとして有名でしたが、近年ではエフェクターやピックアップなどの分野でも高い評価を得ています。

いくつか展開されているアギュラーペダルの中で、一際高い評価を得るのがこちらのTLC COMPRESSORです。

最大のポイントは独自の”トランス・リニア・コントロール(TLC)回路”によるナチュラルなコンプレッション。

原音を大きく変化させず音像はキープしたままコンプレッションが得られます。シンプルなコントロールでありながら、スタジオ機材のような上品なサウンドが得られるのは非常に魅力的ですね。

EBS / MULTICOMP

EBSはベース用のアンプやエフェクターを専門に開発するメーカーで、世界中のベーシストから高い評価を獲得しています。

MULTICOMPはEBSの数ある製品の中でもベストセラーの1つで、シンプルなコントロールと優れたサウンドによってベース用コンプの大定番の1つとして認識されています。

COMP/LIMIT、GAINというシンプルなコントロールをメインにして、キャラクターを決めるスイッチを搭載しています。

このスイッチによってノーマル、マルチバンド、チューブシミュレーションの3つのキャラクターを任意に切り替えられます。

特にチューブシミュレーションのサウンドは絶賛されており、コンプ0で単純にサウンドのキャラクター形成のためだけに使われることもあります。

MXR / M87 BASS COMPRESSOR

1972年に創業したMXRは革新的なエフェクターの開発を続け、世界で最もトラディショナルであり、そしてイノベーティブなブランドとして知られています。

M87 BASS COMPRESSORはMXRが満を持して発売したベース用コンプレッサーです。

リダクションゲージによってコンプのかかり具合を確認しながら音作りができるのは、音作りが難しいコンプレッサーとしては非常に有用です。

わかりやすいゲージがあるからこそペダル型としては多少細かいコントロールも使いやすく、聴覚から、そして視覚から音作りができます。

理路整然としたグッドプロダクト。

tc electronic / SpectraComp


1976年の創業以来、ミュージシャンのための機材の研究開発を続け高い評価を獲得しているのがtc electronicです。

近年彼らが展開するエフェクターは注目を集めており、こちらのSpectra Compはそのラインナップの中のベースに最適化したコンプレッサーです。

コントロールはノブが1つだけですが、このノブを動かすことで同時に複数のパラメータが変化し、最適なコンプレッションが得られます。

スマホ用のアプリ、Tone Printによってトーンは着せかえることが可能で、見た目よりも遥かに深いセッティングが可能なのも特異なポイントだと言えます。

BOSS / BASS Comp BC-1X

BOSSのコンパクトエフェクターは国内外、プロアマ問わず非常に高い評価を獲得しており、現在でも多数の新製品が発売されています。

そんなエフェクターの定番ブランド、BOSSから2016年に登場したのがこちらのベース用コンプレッサー、 BC-1X です。

原音を重視したナチュラルなコンプレッサーで、使用感は非常にナチュラル。

特筆したいのは独自の技術、MDPで、これによってプレイヤーの演奏に対して最適な部分を圧縮し、自然なコンプレッション感を生みだしています。

グッドサウンド、ローノイズな高品質な1台。

まとめ

こちらの記事ではコンプレッサーの概要、コントロールの内容、おすすめのモデルを紹介しました。

近年ベース用コンプの発展はめざましく、新たなモデルが次々とリリースされています。その中で今回選んだおすすめのモデルはどれもが間違いのないものばかり。

初心者はもちろんプロミュージシャンにもおすすめできるものなので、ぜひコンプ選びの参考にしてみてください。

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大手楽器店での販売、修理業務やプロベーシストのローディー経験の後に海外向けの小売業に従事。その後ベースショップGeek IN Boxを立ち上げ、現在はGeek IN Boxの運営の他にベースマガジンなどでの執筆を多数担当。Twitter : @SAxGA

 

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