国産の雄!! フジゲンのベースの特徴・ラインナップ

Geek IN Boxの若槻智哉です。

今回は日本が誇るギターメーカー フジゲン をピックアップします!安くて良い、コスパに優れたベースをラインナップしているメーカーなので、初心者の方や、2本目にちょっと良いベースを探している方は必見ですよ。

そもそもフジゲンとは?

1960年に富士弦楽器製造株式会社が創立しました。当時はクラシックギターやバイオリンなどの製造をしており、1962年にエレキギターの製造を始めます。1989年に現”フジゲン株式会社”へと社名を変更しました。

木材の品質管理や加工技術は世界レベルで高く、これまでFender JapanIbanezSpector等、数えきれない程多くの有名ブランドのOEM(下請け製造)を行っています。

ギター以外にもオルゴールや和太鼓の製造もおこない、なんと高級自動車レクサスの内装のウッドパネルも手掛けています。フジゲンの技術の高さを物語っていますね。そんなフジゲンが全力を注いでいるのが、自社ブランド”FUJIGEN”、そして“FGN”なんです。

独自の製法C.F.S

フジゲン製ベースの大きな特徴の1つはこのC.F.S(サークルフレッティングシステム)にあります。

ギター・ベースのスケール(弦長)はナットの中心からブリッジの中心までの距離を指します。ナット幅よりブリッジ幅が広い為、弦はボディエンドに向かって広がっていくように張られます。その為4弦ベースの場合1・4弦、2・3弦はそれぞれ違う2つの弦長を持つことになります。

フジゲンはそこに着目し、弦に対して平行にフレットを打ち込むという固定概念を捨て、円弧状にフレットを打ち込んでいるのがC.F.S.です。これにより指板上を通る全弦のスケールは統一されてどこで押弦してもフレットと弦が90°で直交する為、音のピッチや立ち上がりが良くなり、サスティーンも豊かになりました。

この製法は世界初となり、多くのプレイヤーから高く評価されました。特許を持っているため、フジゲンだけが出来る製法です。このC.F.Sは全てのモデルに採用されています。

ラインナップ

Neo Classic

その名の通りトラディショナルなスタイルのシリーズ。見た目は一般的なモデルと変わりませんが、中身が一味違います!

NJB10RAL、NJB10RALV

シンプルなジャズベースの60sスタイル。Vは5弦を意味します。ステンレスネックジョイントプレートは音の立ち上がり、アタック感を増します。ちなみにスクリューもステンレス製。一貫されてます。

NJBはトーンポットのプッシュ/プルでピックアップの配線をシリーズとパラレルで切り替えが可能です。シリーズに切り替えれば音量が上がるため簡易的なブースターとしても扱えます。

硬質なウレタンフィニッシュ、フジゲンオリジナルPU搭載。

NJB20RAL

Neo Classic Seriesの中での上位機種です。NJB10との違いは柔らかく薄いラッカーフィニッシュの採用により、楽器本来の鳴りを最大限に生かしした仕様。PUにはFenderのヴィンテージサウンドを意識して作られたSeymour DuncanのSJB-1を採用。

NJB10と比べて音のレスポンスは改善され、よりクリアなサウンドになりました。

J-Standard

元々海外で展開していた、J-Standardシリーズ。プレイヤビリティの高さとコストパフォーマンスの高さが評価されています。ハードロック・メタルプレイヤー向けのモデルです。

JMJ-ASH-M

シリーズの代表モデル。フロントにシングル、リアにハムバッカーのEMGピックアップを搭載したアクティブベースで多様なサウンドメイクが可能な1本。トーンはプッシュ/プルスイッチ付きで、リアピックアップののコイルタップが可能です。

J-Standardフレット・エッジはフレットサイドを綺麗に仕上げることに滑らかなフィンガリングが出来ます。ネックの塗装もサテン仕上げでプレイ時に手汗をかいても抵抗が少なく非常に弾きやすいです。

ダウンチューニング時にはボディ裏から弦を通して張ると弦のテンションが増し図太いサウンドが得られます。

2017年の新モデル。図太いサウンドが特徴的なSeymour Duncan SPB-3 PUを2つ搭載。

通常Pベースタイプのスプリットコイルピックアップは1、2弦側のコイルをブリッジ側に配置しますが、本機ではより低音域を強調したサウンドにする為3、4弦側をブリッジ側に配置してます。

もちろんJ-Standardフレット・エッジとFGBBブリッジも採用。同スペックの5弦モデルも出ています。

Expert

フジゲンのフラッグシップシリーズで、その名に違わないクオリティの高さで多くのプロミュージシャンに支持されています。

EMJ-ASH-M

C.F.Sはもちろん、FGBBブリッジも採用。木材もフジゲンがストックしている中の上質な物を使用しボディバランスがとても良いです。

PUは当モデルの為に独自開発したFGN MJ-1を搭載。各弦のバランスもよく、パワフルなローミッドサウンドを獲得しています。

ボディにはハイポジションを弾き易くする為のムーンサルト・ヒール・カットを採用。全てにおいて抜かりの無い仕様となっています。こちらもスペックが同じ5弦モデルが出ています。


FUJIGEN EMJ-ASH-M BK エレキベース

まとめ

拘りが強く楽器としてのクオリティが高いフジゲンベース。初心者からプロのミュージシャンまで御用達です。まだ弾いたことがない方は一度ショップで試してみてください。

ソース:フジゲン

大手楽器店での販売、修理業務やプロベーシストのローディー経験の後に海外向けの小売業に従事。その後ベースショップGeek IN Boxを立ち上げ、現在はGeek IN Boxの運営の他にベースマガジンなどでの執筆を多数担当。

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