BOSSのベース用マルチエフェクターの種類や違い、おすすめモデル紹介

エフェクターはコンパクト派・マルチ派、それぞれ主張や好みがあるかと思います。

今回の記事ではベース用のマルチエフェクターの中でも、言わずと知れた老舗のエフェクターメーカー・BOSSから発売されている機種について解説したいと思います。

マルチエフェクターのメリット


まずは一般的なマルチエフェクターの利点を簡単に紹介します。

  • 複数のエフェクトが1つの筺体に入っているため足元がすっきりする
  • プログラムが組めるので、曲中でのサウンドチェンジが簡単
  • ケーブルや電源アダプターが少ない分、ハード面でのトラブルが少ない
  • 多くのコンパクトエフェクターを揃えるのに比べてコストが安い

これらを踏まえて、まずはBOSSのマルチエフェクターの特徴について見ていきます。

BOSSのマルチエフェクターの特徴

名器と呼ばれる、様々な種類のコンパクトエフェクターを作り出してきたBOSS。

そのサウンドは、エフェクターにおけるスタンダードとも言えるものです。

マルチエフェクターではそれらが再現されているため、コンパクト同様に王道なサウンドが欲しい方にはBOSSのマルチエフェクターは特におすすめです。

また、どの機種もあくまでプレイヤーを意識して作られているため、操作がシンプルでステージでの使い心地に優れます。

独自のモデリング技術COSM


特筆すべき点として、独自のアンプ・モデリング技術である【COSM】が採用されています。

これは、楽器の素材・回路、電気的・電子的に及ぼされる影響、空間の特性など様々な考えうる要素をシミュレーションする技術で、日々アップデートされています。

有名なアンプのシミュレートや、オリジナルアンプのサウンドがキャビネットを含めた自由な組み合わせで再現できるのが特徴です。

BOSSの歴史


BOSSは、メグ電子株式会社という大阪の企業を前身として、ローランド株式会社のグループ傘下に入り、エレキギター・ベースのエフェクターを中心に開発していました。

2018年に親会社ローランドに合併・解散し、以降はエフェクター部門のブランドとしてその名前を残すことになります。

コンパクトエフェクター第1号のギター用オーバードライブOD-1】を始めとして、マルチエフェクター【ME】【GT】シリーズや、チューナー【TU】シリーズ、リズムマシン【Dr.】シリーズなど多彩な商品を開発し続けています。

2013年2月でコンパクトエフェクターのシリーズが累計100種類を突破し、高い品質と信頼性でプロ・アマチュア問わず広く使用されています。

ギタリスト・ベーシストなら一度は手にするエフェクター界のトップブランドであり、まさにBOSSというその名の通りのブランドといえるでしょう。

オススメモデル

BOSSから発売されている現行のベース用マルチエフェクター2機種をご紹介します。

GT-1B Bass Effects Processor


BOSSのマルチエフェクター【GT】シリーズのベース用モデルです。

サウンドは上位機種レベルながら、非常にコンパクトで軽いことが特徴として挙げられます。

COSM技術で緻密にモデリングされたアンプ群と、ヴィンテージ・最新まで再現されたエフェクトを収録し、幅広い音作りを可能にしています。

【EASY SELECT】を使えば素早く音色の選択ができ、【EASY EDIT】で簡単に音色のカスタムができます。

そのうえ、【BOSS TONE CENTRAL】というPC上のアプリケーションを利用しUSB接続することで、追加コンテンツとして最新の音色をダウンロードすることができます。

アルカリ乾電池・単三4本でも駆動するためストリートライブにも使用OK。

練習用にも、また宅録にも最適な1台です。


ME-50B Bass Multiple Effects

こちらは【ME】シリーズのベース用モデルのマルチエフェクターです。

【GT】シリーズとの大きな違いは、コントロールの大部分がノブによって調整できる点です。

コンパクトエフェクターと同じく感覚的に音作りすることができるため、ステージ中にもノブを回して気になる部分の微調整、などということが可能です。

ベースの音作りに欠かせないコンプレッサーに関しては、従来のCOSMによるもの以外に【NATURAL COMP】を搭載し、音痩せのない自然なサウンドが得られます。

マニュアルモードではFILTER/TONE・DRIVE/SYNTH・DELAY/MODの3系統のエフェクトが独立してON/OFFが可能な点も、コンパクトと似た操作性を持っていると言えます。感覚派の方におすすめです。


まとめ

ベーシストはエフェクターを敬遠する人も多いかと思いますが、反面で音作りにこだわる人も多いのではないでしょうか。

BOSSのマルチエフェクターであれば、アンプ直では考えられない音作りに挑戦することができます。

より好みに近い音を目指してパラメーターをいじくり回したり、普段は使わないモジュレーション系にも積極的にチャレンジするなどして、いつもとは違うインスピレーションを得てみるのも面白いかと思います。

入門用・練習用のみならず、ライブ等の本格的な使用にも十分耐えうるマルチエフェクターをお探しであれば、一度BOSSのマルチエフェクターを試してみてはいかがでしょうか。




大手楽器店での販売、修理業務やプロベーシストのローディー経験の後に海外向けの小売業に従事。その後ベースショップGeek IN Boxを立ち上げ、現在はGeek IN Boxの運営の他にベースマガジンなどでの執筆を多数担当。Twitter : @SAxGA

 

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