プロが行うギター、ベースのノイズ処理の対策、方法 4選

こんにちは、GIBの嵯峨です。ギターやベースにはいくつかのノイズ処理の方法があるので、今回はそれらを紹介します。

目次

  • ピックアップシールディング
  • キャビティシールディング
  • 配線アレンジによるノイズ処理
  • ピックアップタッチノイズ処理
  • 見積もり例
  • まとめ

ピックアップシールディング

ノイズ対策で最も効果的な処理方法の1つがピックアップ自体を導電体で囲いノイズから守ることです。信号を作る時点でノイズが混入してしまっては後段で処理することは不可能に近いため、入口であるピックアップにノイズ対策を施すことは非常に有効です。ここで用いるのは主に銅箔テープです。これに伴い場合によっては配線自体を大きくアレンジすることがあります。

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キャビティシールディング

コントロールキャビティやピックアップキャビティを導電塗料や銅箔テープなどの導電体で覆うのがキャビティシールディングです。この点におけるノイズの混入を防ぎます。

導電塗料を塗ったり、銅箔テープを貼付するだけでは意味がなく、それを電気的に間違いなく処理をしなければなりません。これを怠るとかえってノイズが増えてしまいます。

あまりボディに加工を施したくない場合には導電塗料よりも銅箔テープやアルミテープがおすすめです。

導電塗料はFreedom Custom Guitar Research社製のものや、SONIC社製のものをシチュエーションによって使い分けています。

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配線アレンジによるノイズ処理

例えば、配線材をシールド線に変更したり、使用する配線材を最小限におさえたり、配線の経路自体を変更したりします。

特に効果的なのはシールド線を使うことです。この原理はベースとアンプなどをつなぐシールドケーブルと同様で、信号が通るワイヤーの周りをシールディングすることでノイズの混入を防ぎます。

ポットによってもノイズの混入度合いは異なり、当然サウンドも異なります。使うパーツや配線アレンジを含め、トータルでサウンドをデザインするのがGIBの電装系セットアップです。

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ピックアップタッチノイズ処理

一般的に言うノイズとは少々異なりますが、ベースの場合よく問題になるのがポールピースのタッチノイズです。ピックアップ上面にむき出しにされたポールピースに指で触れると「パチッ」とノイズが発生します。これが場合によって気になることはよくありますね。処理には電気的な処理と、指がポールピースに触れないようにする物理的な処理、どちらかの方法を採用します。

電気的な処理をする場合には導電塗料と銅箔テープなどを駆使してポールピースをアースに落とします。ピックアップのデザインによってはポールピースをアースに落とすと音が出なくなってしまうため、その場合には物理的な処理を行います。方法はいくつかありますが、よく行うのはポールピースの上面を塗料で覆ってしまう方法です。これをすることでポールピースに直接指が触れなくなります。ヴィンテージピックアップ等の場合はその価値を落とさない可逆の作業を求められることがあります。その場合にはポールピースの上にサランラップのような膜を作ります。

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見積もり例

不可逆の作業を出来るだけ少なく、効果は最大限に

ベース本体に導電塗料を塗ったり、ビスを打ったりする不可逆の加工を最小限にしながらもノイズ周りに最大限アプローチした例

内容:ピックアップ銅箔シールディング2ヶ所、ピックアップタッチノイズ処理2ヶ所、配線アレンジ、電装系セットアップ
費用:21000円

ジャズベースのようなシングルコイルピックアップを使ったベースならではのノイズを処理

シングルコイルピックアップは魅力的なサウンドを持ちますがハムバッキングピックアップと比べてノイズが多いです。特にジャズベースのようにピックアップ単体での使用や、それぞれのバランスを細かく調整するシチュエーションが想定されるデザインの場合にはノイズに悩まされます。そのような問題にアプローチした例がこちら。更に強い効果を望む場合はピックアップ銅箔シールディングもおすすめです。

内容:コントロールキャビティシールディング、ピックアップキャビティシールディング2ヶ所、電装系セットアップ
費用:17000円

まとめ

ノイズはミュージシャンにとって非常に大きな問題ですが、幸いなことにノイズを処理する方法は多岐にわたって存在します。お困りの際はぜひご相談ください。

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大手楽器店での販売、修理業務やプロベーシストのローディー経験の後に海外向けの小売業に従事。その後ベースショップGeek IN Boxを立ち上げ、現在はGeek IN Boxの運営の他にベースマガジンなどでの執筆を多数担当。

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