Sadowskyメトロラインベースの特徴

ウィルリータルウィルケンフェルドリーリトナージムホール、名だたるミュージシャンに選ばれるSadowsky Guitars

ハイエンドベースのパイオニアであるSadowsky Guitarsはニューヨークに所在していますが、彼らが日本向けに展開するシリーズがあります。

その名もSadowsky Metrolineシリーズ

今回はSadowsky Metrolineシリーズについて、特徴やスペックをまとめてみました。

・Sadowskyのはじまり

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現在ではハイエンドベースメーカーとしての面が非常に強いSadowskyですが、70年代にロジャーサドウスキーが開いたリペア工房がそのはじまりです。当時ニューヨークで活動していたマーカスミラーのフェンダーベースをロジャーサドウスキーがカスタムした事は有名ですね。

元々がリペア工房ということもあり、Sadowskyのベースの多くはフェンダーをカスタムしたスタイルです。ピックアップ、プリアンプ、ブリッジ、多くのパーツを自社で手掛けているのも特徴の1つですね。

特にプリアンプは多くのミュージシャンに絶賛されており、「良いトーンを削る事はない」ということでブーストオンリーの2バンドEQのモデルがメインです。

大きい現場や多くの音が混ざるアンサンブルの中で抜けてほしいところをブースト出来るSadowskyプリアンプは、やはりスタジオワーカーやセッションミュージシャンからの人気が非常に高いです。

また、Sadowsky独特の指板のシェイピングも大きな特徴の1つです。ハイフレットになればなるほど指板は削りこまむシェイピングを行いますが、これでは通常よりもハイフレットでの弦高が高めになります。なぜハイフレットでの演奏性を低下させてこのようなシェイピングをしているかというと、それは将来的なネックトラブルを回避するためです。

トラスロッドでは調整しきれないハイフレット部に余裕を持たせることで、ある程度の歪みやハイ起きが起きてもプレイに支障が出ない設計になっています。このような設計思想はまさにリペア屋さんのものですね。

ニューヨークのミュージシャン達との経験で得た知識や技術を持ってして製作するギター、ベースは世界中のミュージシャンから信頼されています。

・NYCとMetrolineの違い

sado_gib2

サドウスキー公式ウェブサイトより

NYC BASSES METRO BASSES
BODY Chambered Solid
NECK REINFORCEMENT 2 Graphite Strips 2 Graphite Strips
MADE IN Long Island City, NYC, USA Japan
AVERAGE WEIGHT 7.5 – 8.75 lbs 8.5 – 10 lbs
HARDWARE Chromer, Black, Gold Chromer
FIGURED TOP Optional Not available
BLOCKS & BINDING Blocks only Available on UV 70

この通り、仕様を限定して生産する事で効率を上げ、コストダウンに成功しています。(これをカスタム出来るのがSadowsky TYOとなります)

最大の違いはやはりボディのチェンバード加工でしょう。チェンバード加工をする事でボディは軽量化されます。これはハードワークを強いられるミュージシャンにはとても大きなメリットです。また、ボディを軽量化して強度を下げる事で、軽いタッチでも十分な鳴りを得ることが出来ます。

逆に、メトロラインのソリッドボディはレスポンスに優れており、当然ながらフェンダー寄りのサウンドになりますね。

MetrolineはNYCと同じマテリアルを採用し、構造も同等。サドウスキーイズムを受け継ぎながら、クオリティを落とさずにコストダウンを図る、それがMetrolineシリーズです。

・Metrolineシリーズの各モデルの特徴

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Metrolineには大きく分けて6種のベースがラインナップされています。

UV

UV70MW5

Sadowskyは独自のディンキーシェイプのボディが基本ですが、UVシリーズはフルサイズ。トラディショナルなモデルです。また、フレットも通常より少ない20F

大きいボディと少ないフレット、よりオープンでディープな低音が特徴です。細部までトラディショナルな仕様になっており、例えば指板エンドは通常四角くなっていますが、UVはフェンダーらしく丸くなっています。

MS、RS

MS4 RS5

サドウスキーのザ・スタンダード

ディンキーシェイプ、21フレット、ノンピックガード、ノンコントロールプレート仕様です。MS、RSが元々サドウスキーが製作していたもので、UVやMV、RVはいわばMS、RSのカスタムモデル。ちなみにMS、RSのMはメイプル指板、Rはローズ指板です。

MS、RSがノンピックガードというよりはUV、MG,RVがピックガード有りモデル、ということですね。

MV、RV

RV4 mv5

ディンキーシェイプ、21フレット、ピックガード有り仕様です。MS、RSにピックガードをつけたモデルですね。ちなみにピックガードの有無でネックポケットの深さや各部のデザインを変えていた時期もあったそうです。

24シリーズ

R5-24

唯一のオリジナルシェイプボディの24シリーズ24フレットのネックに最適なボディシェイプ、ソープバーピックアップが採用されています。ソープバーらしい豊かな低音と24フレットらしいタイトさが特徴的です。

オリジナルシェイプとはいっても特に違和感なく構えることが出来ます。ホーンの位置やくびれがフェンダー基準のオリジナルシェイプですね。

使用アーティスト

鈴木渉

Urbのメンバーとしてデビュー

解散後、May’n、小沼ようすけ、清水翔太、ナオトインティライミなど、多くのトップアーティストをサポートしています。Alleva Coppoloユーザーとしての姿が有名ですが、Sadowskyもよく使っています。

川崎哲平

多くのSadowskyベースを使用しており、日本人としてはただ1人、シグネイチャーモデルが発売されています。Dimension、槇原敬之、AKB48など幅広いジャンルを演奏する音楽性と高いテクニックで日本の音楽を支えています。

ウィルリー

デヴィッドサンボーン、アルグリーン、スパイロジャイラ、ダイアナロス・・・世界中のトップアーティストから引っ張りだこ、本物のファーストコールミュージシャン。SadowskyからはWill Leeモデルも発売され、シグネイチャーモデル(ファンアイテム)としてではなく1つのモデルとして高い評価を得ています。

ソース、引用元

Sadowsky Style

Sadowsky Guitars – New York City

掲載に当たり協力してくださったオカダインターナショナル様、ありがとうございました。


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